黒月大の妹は元SPで…2

18話 ページ21

始「美華、買い物行くぞ。」


『え？うん。なに買うの？』


始「ピアスをな。」


『それ私が選ぶ‼』


始「ああ。頼むぞ。」


『うん！じゃあ私もピアス同じの買おうかな？』


始「じゃあストーンのやつがいいか？」


『だね。』


雑貨屋さん

『始、これは？』


始「明るすぎないか？」


『う〜ん。じゃあ始が私に選んで私が始に選ぼう！』


始「楽しそうだな。じゃあそうするか。」


『よ〜い始！』
う〜ん。赤は派手だし。紫と白…両方買お。


始【…美華なら白か？いや赤か？選べないな。黒もいいな！黒にするか。】


『終わった？』


始「ああ。」


『じゃあ帰ったら着けよ？』


始「だな。今日は飯食べてから帰るか？」


『だね〜。この前みたいにならなきゃいいけど…』


始「それは確かフラグだったか？」


『始…よくそんな言葉知ってたね。』


始「春から聞いた。いきなり春ペディアが出てきてな。」


『それはちょっとびっくりするね。』


始「ああ。……」


『どうかした？』


始「これをフラグ回収と言うのか？」


『え？QUELLの皆‼』


壱流、壱星「美華姉！」


『久し振り〜。壱流、壱星！』


始「久し振りだな。」


柊羽「久し振りです。睦月さん。美華」


英知「お久しぶりです。睦月さん、美華」


『うん…始、フラグ回収合ってるよ。』


始「そうなのか。今でもなにしてるんだ？」


壱流「この辺りを回って芸能人に出くわすかどうかの番組です！」


壱星「でもロケ始まって20分で見つけちゃったね。」


『そんなに早かったんだ。…

ねぇおじさん？スリはよくないわよ？』


おじさん「っ！！」

シュッ！

『ちょちょ、刃物はダメでしょ。』
ここ人多いし


おじさん「うるせぇ!」

逃げる

『ストップストップ！ダメだよ？財布ちゃんと持ち主に返して。』


おじさん「これくらい返す！」


『はーい。現行犯で逮捕ね！始、』


始「もう言ってる。」


『駄目だよ？悪い事したら償わないと。』


おじさん「くそっ。」


警察「ご協力ありがとうございました。」


『いえいえ、逃げないようにね。』


始「TVで同じ事になったの2回目だな。」


『だね〜。』


柊羽「話を聞かせてもらいますよ。」


壱星「じゃあ行きましょう。」


壱流「だな〜！」


『で、なんで皆のマンションなの?!』


英知「その方が楽でしょ？」


始「まあな。」


『そうだけどー。またご飯食べれなかった！』

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