32話 ページ32
食事が喉を通らなかった…
やっと婚約者(仮)が帰るとげんなりした兄と共に疲れたな、と言い合う
『お兄ちゃんどうする？私、あの女性は流石におすすめ出来ない。というか絶対に親族になりたくない。』
始「俺もだ。…はぁ……母さん挟んで丁重にお断りするぞ。ああいう気が強い横暴タイプは逆上すると面倒だ。」
『賛成。』
もう一度個室に兄と戻り2人揃って祖父を問い詰める
始「じいちゃん何であんな事したんですか。」
『そうです！私達はおじい様との食事だと思って』
「孫2人揃って娘と同じ様に放浪癖があるからな。周りから固めるしかないだろう。」
『だとしてもお兄ちゃんも10歳も年上で、私は23歳も年上の人なんて絶対嫌です！
しかも私に至ってたは彼氏いるかとか子供は産めるのかとか散々な事言われたじゃない！あんなのただの辱めよ！』
始「そうです！妹の相手として相手が不足している。俺は芯のある女性が好きだとテレビで言ったが自慢話をする女性とは言ってない！」
兄妹共に祖父に抗議するが聞き入れすらされていない雰囲気だった
始「それに約束した筈です。
Aを中学の間だけはこんな見合い話も何もかも持ってこさせないと。これは約束が違う。」
「…ほう、A。これはなんだ。」
祖父の手にある紙袋の中身はAと悠馬が一緒に居る姿で写真からでもかなり親しい事が分かる。
『……彼氏ですが何か？中学の間は自由ですよね。ﾆｺ』
「あぁ、そうだ。だが家が貧乏の一般人は有り得ない。お前と始は睦月家の跡を継ぐ人間なんだぞ。」
始「…A彼はどんな人だ？」
『優しいです。常識もあって性格もいい。
クラス委員をしていて皆を纏めているし成績も良いです。
彼の家は父親を亡くして母親が仕事を頑張っています。でも母親も少し身体が弱く彼も家計を支えています。
別に中学までの恋愛であろうとも高校から先続こうともおじい様に叱り付けられるような御相手では御座いません。』
そうハッキリ伝えるがAを見る視線は厳しいものだった
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reina(プロフ) - アロンさん» アロンさん、読んで下さってありがとうございます！続きが気になると言って頂けて凄く嬉しいです！！これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (2021年9月7日 18時) (
レス) id: 935973c0c8 (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - 続きが気になりなすっ！手術成功して体調万全の夢主ちゃんとカエデの共闘、！どうなるんだろうとワクワクです！更新頑張ってください！ (2021年9月7日 16時) (レス) id: ed0e3e5242 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reina | 作成日時：2021年3月14日 11時
