強く生きる弱い彼女は… (ページ8)

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城戸「そうだ。
A、君はこのアイドル達と同じ学校のはずだ。」

『はい、仰る通りです。和泉一織、四葉環、そしてもう1人、最近テレビに出ているŹOOĻというグループの亥清悠が在籍しています。』

時枝「うわ、何それ芸能率高。」

『ほんとその通りですよ。お陰で地味に生きれてますけど迅さんはそれすら潰せって言ってるんですから。』

迅「え〜？それは酷くない？元々有名人なのにさぁ笑」

嵐山「迅どういう事だ？」

忍田「私たちの分かるように言ってくれ。」

迅「うーん。色々説明が大変なんですけど、第一の目的は３年前から首都圏内に発生しようとしてるイレギュラーゲートの原因究明です。

プランA、Bはこの前のイレギュラーゲートで使えなくなったんで今回のプランC本命になります。
まず、嵐山とAに彼ら接触してもらいます。
このIDOLiSH7のキミと愛なnight!でAはボーダーと同時に声優である事を彼らに知ってもらう。その方がのちのち動きやすいからね〜。

で、その後これは多分確定する未来だけど…
木虎、今のアイドル界で有名なグループはなんだ？？笑」

木虎「え、……このIDOLiSH7、そして名前の出てきたŹOOĻと…私達もあった事のあるRe:valeでしょうか。」

『あとTRIGGERもね、木虎。ﾆｺ』

木虎「……なるほど…そうですね。確かに私の学校でも流行っているアイドルグループです。」

迅「そ。で、その4グループは年々同じドラマに出ることも多いんだよね。
それで次が問題。
イレギュラーゲートの原因究明はもう終わりを迎えててあとは撤退だけなんだ。

けどテレビ局はそうもいかずボーダーの事を元にしたドラマの話が決定してる。」

『……。』
やっぱり確定未来か…
迅さんがそういうんだったら間違いない

鬼怒田「だがボーダー内は撮影出来ぬぞ！
ただでさえ機密が多いんだ。そんな話無理に決まっとろう！」

迅「そこでAですよ。
撮影が始まるのは10月から諸々の準備全てにAを関わらせます。
Aが居ればボーダー内の機密は確実に守られる。それにこの子を怒らせた時程怖いものは無いですしね〜(笑)」

林藤「けど気になるのは何処でどうやって撮影するか、じゃないか？」

鬼怒田「そうだ！相手は一般人、アイドルだ！いくらドラマといえどトリガーを使わすのは相当な練習が必要だろう！」