強く生きる弱い彼女は… (ページ46)

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「出水さん。」

『……和泉さんおはようございます。』

一織「おはようございます。今日はよろしくお願いします。」

『こちらこそ。』

ラジオでの発表した通り一織がゲストとしてラジオに来るのはペアで雑誌の撮影がありその宣伝の為だった

「いずみさん達今からコンセプト話すね。」

『「はい。」』

何通りかシチュエーションの説明を受けて撮影を始める

一織「……慣れてますね。」

『一応写真集出した事もあるから。ﾆｺ』

「出水さんそのまま目線こっちね〜」

『はい！ﾆｺ』

すごいな…私より手慣れてますね。そういえば2012年頃にグラビア写真集を出されていたのは少し見ましたがそれより慣れている様にも感じますね。

数時間が経ち終わる頃には夜20時過ぎになっていた

『お疲れ様でした。また機会があれば次回もよろしくお願い致します。』

一織「お疲れ様でした。また次回もよろしくお願い致します。」

先にスタスタと帰るAを一織は追いながら出水さん、と呼び止める

『なに。』

一織「夜遅いでしょう、マネージャーさんがいらっしゃらない様ですがどう帰るんですか。」

『どう？この後防衛任務だからトリガー使ってワープするけど？じゃあね、お疲れ様。あ、明日の朝七瀬さん風邪ひいてるわよ。私より彼の事気にかけた方がいいわよ。』

そう言い残すとさっさと歩き姿が見えなくなる

一織「七瀬さんが風邪？まさか…ってあ、聞きたい事があったのに忘れてしまいました……。
仕方ないですし、あとでラビチャで聞いてみましょう。」

下の駐車場で待っているマネージャーの紡の元へ急ぎながらコンビニで予知通り陸が風邪を引いた時用にスポドリなどを買い足す一織だった