強く生きる弱い彼女は… (ページ42)

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『遅い。それじゃ倒せる物も倒せないよ。
頭を使って、どう立ち回れば相手の隙をつけるか。』

次の日から本格的な指導が始まり1週間があっという間に過ぎる中出来る限りの時間を割き、全員が強くなる様に励む日々

大和「いや、もう狂人なんだよな…。8人立ち向かって全員の動きかわすとか。動体視力どうなってんの？？」

秀次「Aにそれを突っ込んでも意味は無い。二階堂さんは俺に集中して下さい。」

大和「ハイハイ。で、このレッドバレットが重くなんのは分かったけどどんな時に使うんだ？」

秀次「相手の動きを鈍らせたい時とかですかね。試しにアイツ的にしていいんでやって下さい」

大和「女の子に当てる趣味は無いんだけどなー(苦笑)」

『構いませんよ。両手足に撃ち込んでください』

大和「懇願されたんですけど。え、なにキミそういうタイプなの？」

『いえ、まさか。でも多少のハンデになるかな、くらいは。ん、いい感じ。逢坂さんそのままもう一度やってください』

壮五「は、はい！」

『九条さん、後ろに回るだけならカメレオンだとレーダーに映るのでバックワーム使ったらどうです？』

天「トリオン結構消費するんでしょ。グラスホッパー。」

『どちらも消費しますよ。でも確実に上手くはなってます。』

天「それはどうも。」

『…シールド！』

ドンッ
『メテオラ+バイパー変化炸裂弾(トマホーク)……当たらなかったか。十さんいい感じです。』

龍「あ、ホント？良かった〜笑」

『でも隠れる時はもっと素早くして下さい。』

龍「うん、分かったよ。」

『陸くん今どの辺にRe:valeさんいる？』

陸「はい、レーダーに映ってる限り南側方面にバラけています。その近くに棗さんと三月がいます」

『OK、南側のレーダー送って。』

陸「もう送りました！」

『助かる成程…
じゃあちょっと楽しんでみるかな。
アステロイド、メテオラ
メテオラ+ハウンド誘導炸裂弾(サラマンダー)』

陽介「Aお前吹っ飛ばすなよ！」

『ふふ、楽しんでくれた？』

陽介「ビックリしたわ！！誰もがお前みたいにトリオン過多じゃねぇんだよモンスター！」

『じゃあ頑張って私を倒せるようにしないとね。』