強く生きる弱い彼女は… (ページ40)

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___side

強かった。

出水さんもボーダーのA級の皆さんも…

食事後陸はAに言われた通り司令室(オペレーター室)に向かい仮想空間の外モニターで陸以外の全員が中の空間を見ていた

【『じゃあ七瀬さん私が言った通りのマップ設定してくれる？』

陸「は、はい！転送完了、戦闘開始！」

そう言うと仮想空間内が何の変哲もない住宅街の様になり複数のカメラ映像がリアルタイムで放映させる

『……アステロイド』

街を半分破壊し公平から来たバイパーが飛んでくる

『そこか。カメレオン』

『グラスホッパー、ハウンド+ハウンド、強化追尾弾。トリガー変更旋空弧月！』

公平「うおっ、あっぶね。足取られたし。」

『遅い、徹甲弾。』

公平「うわっ、ベイルアウト！」

『さて、次はどっち』

秀次「油断するな。」

『……はぁ重いんだけど。』

秀次「当たり前だ。レッドバレットだからな。」

『でも遅いよ。ﾆｺ』

秀次「っ、ワイヤートラップか。」

『そ。強力な、ね？孤月』

戦闘体活動限界ベイルアウト

陽介「うっわ〜容赦ねぇ…さて、久々にやり合うか。」

『ｯ、槍面倒なんだよね。腕切るよ。』

陽介「やってみろ。」

右手右足を削られトリオンが消費される

『避けたと思ったのに…仕掛けられてたか。』

陽介「そっ、弾バカに頼んでたんだよ。お前相手に3人じゃ分が悪いしな。」

『成程、じゃあ私も槍相手には孤月でって言いたいけどこれでおしまい。ﾆｺ』

陽介「おっと、あっぶね、その動きは太刀川さんでよく見て」

『バイパー。』

陽介「げっ、やらしすぎだろ！
なんてなﾆｺ」

『っ、しまった槍…!』

戦闘体活動限界ベイルアウト

戦闘体活動限界ベイルアウト

陸「2対1引き分け、出水Aさんの勝利……すご、…」

『…強くなってた。陽介に負けた。』

陽介「よく言うぜあんなやらしー使い方！」

公平「槍バカ切り刻まれたな‪w」

陽介「弾バカだって一番最初にやられただろうが‪w」

秀次「あのやり方は真似してはダメだぞ。やり過ぎると始末書になる」

でしょうね/だろうな。

三輪のその言葉に全員が心の中で頷く】

実力者だと言うのは分かってましたが、予想していた以上に強かった。

A級の3人相手に1人でなんて無謀に思えましたが3人で彼女1人を倒すのに相当粘っていた。