強く生きる弱い彼女は… (ページ4)

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『……はぁ』
やってしまった。
この学校では出来る限り出席日数増やしてたんだけどなぁ……

テストの日に限って遠征じゃなければ良かったのに。

2年経ち、高校2年の夏前になる

「あームリ！！分かっんねぇー！いおりん教えてー」
暑いし早く帰って王様プリン食べてぇな〜

「四葉さんはもう少し考えてから言ってください。亥清さんは分かりますか？」
四葉さんは集中力が切れてますね。何とか集中してもらいたいんですが……

「分かるってば。あれ、和泉これやっぱ分かんないや。」
今日はいつも同じ四葉と和泉だけど1人話したことない人いるんだよな…
黙々と課題やっててちょっと気まずいし……

「この問題は……すみません私もそこは勉強してません。後に残すのも面倒ですし先生に聞きましょうか…。」

「げ、職員室まで行くのか？教科書みて解いた方がいいんじゃない？」

「正確な事は先生に聞いた方がいいと思います。取り敢えず私が聞いてきます。」
四葉さんと亥清さん2人だけを残すのは少々不安ですが私も気になりますし

煩いなぁ…早く終わらせて帰ろう。あと5問＿＿＿＿＿＿＿＿＿ぁ………未来が変わった…

三門市の方面の空を見た後自分の元に近付く足音に耳を傾ける

「あ、待っていおりん。なぁーそこの子ここ分かる？教えてほしーんだけど。」

『……いいですよ。』

ペンを片手に3人が固まっている席に向かう

『どこ？……和泉さん、亥清さん、四葉さん』

環「俺らの名前知ってんの？」

『はい、クラスメイトですから。
それより何処ですか？』

一織「すみません、ここ…分かりますか？」

『分かります。ここは……』

一織「なるほど、有難うございます。」

『ｯ…これ出しておいて！あとの空欄は分かりませんでしたって言っておいて。』

一織「えっ、ちょ、…！」

それだけ言い残すと荷物だけ持って階段を駆け上がる

『トリガー起動
こちら出水、東方向にゲート発生の未来が見えました。すぐに向かいます。』

忍田「分かった。穏便に頼むぞ。後にワープして送ってくれ。」

『出水、了解しました。

グラスホッパー』

ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

『来た。シールド、アステロイド、ワープ』

ネイバーをシールドで囲い孤月で刺したあとワープさせる

『こちら出水、ワープさせました。他異常なし。』

忍田「分かった、あとは見回りをしてくれ。」

『了解。』