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17話 ページ19

ツキノ寮

『ただいま帰りました。』


ダダダダダッ!

駆「姉ちゃん!」ギュー!


『わぁ!なによ。』


駆「それでどうするの?!」


『私の完敗よ。病院にも手術の同意書は出してきたわ。いいコンセプトをありがとう。』


始「そうか。駆、良かったな。」


駆「はい!姉ちゃん〜!(泣)」


『あらあら、泣かないで?』


涙「駆嬉しい?」


駆「うん!姉ちゃんが手術受けてくれる気になっただけで!」


『ふふっ。迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。』


葵「いえいえ!よかったです!」


夜「そうですよ!受けてくれる気になっただけでも!」


新「そうですよ。取り敢えず駆は泣き止め」


恋「駆さーん?鼻水澪さんの服についてますよー?」


駆「うう〜。」


『聞こえてないわね。よしよしごめんね意地悪して。ちゃんと手術を受けるわ。』


駆「姉ちゃ…ん」


皆「寝た?!あの状態で⁉」


『あらあら。アイドルが泣き腫らして…』


葵「温いタオル持ってきます。」


夜「冷たいタオルも。」


陽「でもあの体制で寝れるってすげーな。」


海「夜更かしした上に泣いたからな!仕方ない!」


郁「でも…あれは澪さんが重いんじゃ…」


『全然重くないわ。脚の上だからだと思うけれど。』


涙「でも腕腰にまわってるよ?」


『駆の泣きついた時の癖みたいなものよ。』


隼「可愛い癖だねぇ。」


『それより部屋に運ばないと…。……どうしようかしら?煮る?焼く?』


郁「選択がおかしいです!」


新「焼いたらどうですか?」


陽「いや、煮た方がよくないか?!」


春「おかしいからね?どっちも駄目だよ。」


『ふふっ♪よく頑張ったわね…。』


始「はぁ。部屋に運ぶぞ。まず手を離させるか。……」


『ごめんなさい、私がやってみるわ!………とれないわ。』


葵「え?駆そんなに固く?」


恋「どっちかと言うと接着剤みたいw」


『そうね。簡単に言えばコアラかしら?』


涙「澪、話しかけてみたら?離れるかもよ?」


『そうね!…駆?手を離してもらえる?』


駆「う〜ん(-_-)zzz」


『…離れるどころか余計にくっついたのだけど…』


始「仕方ない澪と一緒に運ぶか」


『え?きゃあ!』


海「少し待てよ?」


『分かったわ。でも流石に思いでしょ。』


海「仕方ない!」


『そうね。』


海「疲れたな。」


『ごめんなさいね…。』


海「いや、大丈夫だ!」


新「それより海さんがそんなに馬鹿力だったとは…」

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reina(プロフ) - 水無月のぞみさん» 水無月のぞみさん、『駆の姉は…』を読んで下さってありがとうございます。すみません、作者の中ではもうこれ以上話がこの時点では浮かばず、出来る限り綺麗な形で終わる様にしました。水無月さんにとって納得が出来ない形で大変申し訳ございませんでした。 (2021年9月2日 20時) (レス) id: 935973c0c8 (このIDを非表示/違反報告)
水無月のぞみ - 『駆の姉』の方は、これで終わりは納得出来ないです。可笑しい。 (2021年9月2日 12時) (レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reina | 作成日時:2017年11月30日 18時

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