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2日程熱にうなされている間にナギが誘拐されIDOLiSH7がてんやわんやになっている事を聞いたA
『降谷、この麻薬摘発だけど……』
零「あぁ、聞いてる。指揮は頼んだぞ藤城。」
『えぇ。』
体調はすっかり全快し休んで溜めた書類や組織の潜入に打ち込んでいた
零「だがいいのか、IDOLiSH7…大変なんだろ?」
『私はいずれ居なくなる人間。あまりに関わりすぎても厄介。』
パソコンで作業しながら数日前の迷いはウソのように見せない姿に零は何とも言えない顔になる
零「そうだな。」
『むしろ今の内に摘発する。
良いニュースも仕入れたしIDOLiSH7がノースメイアに行ってから数日中に始めるつもり。』
零「まぁその方がいいな。」
“「俺柚菜さんが好きです。」”
だが頭から陸から放たれたこの言葉が離れず忘れるつもりでいたのにどんどん忘れられなくなりふと休みたくなった時に思い出す
『降谷、10分私に付き合って。』
零「徹底的にしごいてやる。」
『勝った方が相手の言うこと聞く、ね。』
零「負け惜しみするなよ。」
『誰がするか。』
邪念を晴らす為降谷とどちらが早く倒れるかで勝負する
零「っ、お前、何もしてなかったくせに…」
『ッハッ、なにっ!?』
零「フッ、ハァッ!!」
『ッ、ハッ!!トリャァァ!!』
零「ちっ、っ、はぁ、はぁ」
『ハァハァ……っ、は、私の勝ち。ニコ』
零「はぁ……クソ。」
『はぁ、ハハッ、笑
降谷、私の言うこと聞いてもらうからね。』
零「あぁ、約束は約束だ。なんだ。」
『……零、私とデートして。ニコ』
零「は?」
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作者名:reina | 作成日時:2020年7月26日 22時