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『皆さん!!』
陸「柚菜さん!」
紡「ッ、柚菜さん…」
『ッ、よかった……怪我ありませんか!?
皆さん無事で本当に良かった…。友人から聞きました、七瀬さんが発作を起こしたと、大丈夫でしたか?』
陸「うん、平気だよ。」
陸はギュッと抱き締められるが震えている柚菜を陸がトントンと優しく撫でる
『本当に良かったです……!』
紡「柚菜さん申し訳ございませんでした。
私の誤った判断のせいで危険な目に遭わせました。」
『いえ、大丈夫です。
友人がこうなる事も予測してたと言っていました。私は皆さんが無事ならばそれで構いません。ニコ』
紡の頭を撫でて微笑む
『今回の事社長には巻き込まれたと言って下さい。友人から警察の方から皆さんの事について話がされるそうですから。』
紡「でも」
『でももだっても聞きません。
今回のこの件は私達は巻き込まれです。危険なめに遭いました。ですが何も知らなかった。実際紡さんに電話した段階ではあるかもしれないという状況だったそうです。だから貴方達は悪くない。まぁこんな事これっきりにして頂かないと私も皆さんも心臓もたないですよ。』
一織「そうですね。」
『ほら、帰りましょう。私が運転します。』
紡「え、でも熱があるんじゃ」
『行きはタクシーで来ました。もう平気です。それにこんな事があった後に運転なんてとてもじゃないけど紡さんには無理でしょう?』
紡「……はい、すみません。」
震えている手に視線をやると紡も気付いているのか苦笑いする
『いいの、皆さん車に乗って下さい。ニコ』
特に落ち込んでいる陸、紡、環達にはしっかりフォローしながら寮に連れて帰り夕食を振る舞ってその日だけはIDOLiSH7の寮に泊まり怖がっていないか精神的なケアをしっかりするのだった
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作者名:reina | 作成日時:2020年7月26日 22時