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『陸くんこそ発作は出ていませんか?暫く絨毯近くに体を伏せていましたし苦しいとかありませんか?』


陸「う、うん。平気。」


『ではお会計と処方箋を貰ったあと軽く睡眠を陸くんと一織くんは取りましょう。先程の事で身体が極度の緊張状態にはなっているでしょうから。ニコ』


一織「私は平気ですよ。」


『そう思っていても1度体験した恐怖は暫く脳裏に残りますから。身体をリラックスさせる事も大切です。ニコ』



陸が処方箋などを貰ったあと夜までの時間を柚菜のセーフハウスに帰る



『どうぞ〜』


一織「……お、お邪魔します……」

陸「お、お、お邪魔します!」


2DK程の小さめな家だが綺麗に掃除・整頓もされており陸が入っても問題無い家の中だった


一織「物が少ないですね」


『そうなの。あまりに置きすぎたら散らかるでしょ?だから必要なもの以外買ってないんです。』
この家には…だけど。



心の中で苦笑いしながらコップを出したまたまあったオレンジジュースを入れる


『はい、どうぞ。』


陸「あ、ありがとう柚菜さん!ニコ」


一織「ありがとうございます。」



陸「柚菜さんは写真とかあまり撮らないの?」


『撮らないですね。昔撮った写真も全て捨てましたし、今は1枚も私の写真は無いですよ。笑』


陸「えっ、捨てたの?!なんで!?」



黒の組織にNOCだとバレたら困るから…そう言いたい気持ちは心の奥底に沈める


『見ると亡くなった家族の事を思い出すので。』



この言葉もある意味嘘ではなかったがそう言い儚く微笑むAに一織と陸が思わず頭を撫でてしまう


多分悲しく泣いているようにでも見えたのだろう


撫でられる頭にあぁ、こんな風に人に頭を撫でられるのはいつぶりだろう…そう思いながらふふ、ありがとうございます。とお礼を言う


陸「あ、じゃあ俺たちと写真撮ろ!」


『その写真は陸くんが持っていてくれますか?』


陸「うん!勿論!3人で撮ったの待ち受けにする!ニコ」


『ふふ、可愛いですね。笑』



もしかしたらこの子達が危険な目に遭うこともあるかもしれない…そう思いつつも陸の提案が少し嬉しく3人で一緒に写真を撮る


一織「七瀬さん私にも写真送って下さい。」


陸「うん!笑」


暫く話をしていたが段々先程までの疲れが出たのか予備の布団を出すと陸はベッド、一織は布団で眠ってしまう

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reina(プロフ) - 優姫さん» 優姫さん読んで頂きありがとうございます!楽しみにして下さって嬉しいです!!これからも体調に気を付けながら頑張ります!(*^^*) (2020年7月24日 14時) (レス) id: 59d39fa3c6 (このIDを非表示/違反報告)
優姫(プロフ) - この作品、とても大好きで、毎回更新を楽しみにしています。無理のないように体調に気をつけてこれからも頑張ってください(*^^*) (2020年7月24日 14時) (レス) id: 6a843aebff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reina | 作成日時:2020年7月14日 12時

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