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『一織くんは陸くんのフォローをお願いね。』


一織「ですがこの状況では…」


『取り敢えず吸入器の準備だけお願い。』


陸「柚菜さん俺たちどうなっちゃうの……?」


『ふふ、大丈夫ですよ。必ず助けますから。ニコ』



ポアロに食事から数日後、少し銀行に行く水瀬に私達も少しお金を下ろしておきたいのでと付いてきた陸、一織と3人他にも銀行に来ていたお客さん10名程と銀行員は強盗によって銀行内に閉じ込められる


『取り敢えず仕事のメールは送りました。幸い次の仕事が21時からだった事が救いですが…七瀬さんの病院の時間があります。予約時間まであと2時間もありません…なんとかしないと…』
風見に連絡したから動いてくれるだろうが……



陸「ケホッ柚菜さん…ッ」


一織「七瀬さん落ち着いて。」


ここまで小声で話していたが幸い馬鹿な犯人なのか荷物は取られず床に座らされていただけだった



「おらぁ、早く金出せや!!」


「も、もう少しお待ち下さい!」


『こんにちは。ニコ』


「あ?なんだお前。」


『交渉に来ました。人質は私だけにしませんか?ニコ』


「は?」


『こんなに大勢を抱え込んでいては仮に警察が突入した時に私達にも危害が加わります。
私は幸い警察に顔が利く。私一人を人質にしている方が警察は言う事を聞くかと。
どうします?ニコ判断時間は1分です。』


スマホのタイマーで1分を押す


「な、生意気な小娘に何が出来る!」


『へぇ〜そう思いますか?私警察の上層部の人と仲がいいんですが……まぁ貴方達が今の現状で良いのであればこのままでも構いませんよ?ニコ
どうします?残り20秒です。ニコ』



「っ、どうする」
「この女だけにしよう。」
「そうだな。」



「他の奴は解放してやる。」


『ちゃんと言質頂きましたからね。』


一織「水瀬さん…貴方……」


『ここを出たらタクシーで病院に向かって下さい。そうですね……診察が終わる頃には合流します。
陸くん心配しないで下さい。貴方達がいない方が私も動きやすいですから。』


陸「柚菜さん……」


『じゃあ皆さんの解放を。』


「あぁ。」
「やれ」
「分かった。お前ら立て!」



人質になっていた人達が銀行の外に出て1人残った水瀬は既に開いていた金庫から取り敢えずある分のお金を入れ机の下に置く

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reina(プロフ) - 優姫さん» 優姫さん読んで頂きありがとうございます!楽しみにして下さって嬉しいです!!これからも体調に気を付けながら頑張ります!(*^^*) (2020年7月24日 14時) (レス) id: 59d39fa3c6 (このIDを非表示/違反報告)
優姫(プロフ) - この作品、とても大好きで、毎回更新を楽しみにしています。無理のないように体調に気をつけてこれからも頑張ってください(*^^*) (2020年7月24日 14時) (レス) id: 6a843aebff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reina | 作成日時:2020年7月14日 12時

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