睦月始の従兄妹は (ページ9)

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特技の披露が進んでいき最後に榛名と咲桜が体術を披露する時

『ねぇ、負けたら1日コードネームで呼び合うっていうのどう？』

榛名「えっ、……嫌だ。あのコードネームで言われるのキツいじゃん！Aだって嫌いでしょ！？」

『うん、だから私勝つよ。』

榛名「え〜私かもよ？最近仕事ばっかりで体動かしてないAと違って体力つける為にも私ずっとやってたんだよ？」

『分かんないよ、あかり。じゃあ勝った方が明日の朝ごはんを作る！これでどう？笑』

榛名「うん、いいね。それにしよう！その代わり私が勝ったら明日の朝ごはんプリンね！」

『げっ、嘘でしょ。作るの大変なのを……
じゃあ私が勝ったらフレンチトーストね。』

榛名「それも手が掛かるなぁ〜まぁOK！
というかAスカートだけど平気？？」

『残念、これキュロット。』

榛名「えー、うそ、本気で残念なんだけど。」

『相変わらずいい性格してるよね、あかり』

榛名「お互い様でしょA。」

2人ともヒールを脱いで手首足首の柔軟をしながらその話をしたあと収録が始まる

「では、磨瀬榛名さんと逢坂咲桜さんで体術を披露してもらおうと思います。」

『殺る気で来てよね。ﾆｺ』

「そっちこそ。殺る気で来ないと怒るからね？ﾆｺ」

「では始めてもらいましょう！どうぞ」

そう声が掛かりスっと歩いて榛名に近付く

榛名「成程ね…」

あと数歩で真正面の所で足を振り上げるA

榛名「おっと…その手には引っ掛からないよ？？」

『知ってる笑』

トンっとAの肩を使ってそこからAの後ろに回るあかり

榛名「隙あり」

『残念ﾆｺ』

榛名「おっ、…と。も〜しぶといなぁー。」

攻防が5分程続きそろそろ勝敗を決めないといけなくなる

『ねぇ、榛名っ、勝敗そろそろつけたいんだけど負けてくれない？？』

榛名「嫌、だねっ！」

『だよね〜……渚』

榛名「っ！？//」

ﾎﾞｿｯとAが呟きあかりは驚いて照れた表情をする

『隙あり』

榛名「…なんてね！よしっ！」

最後の最後に体制を持ち直したあかりがAの上に馬乗りになる

『あー、負けた！プリン作らなきゃ……。』

榛名「やったー！笑」

「おおっ〜凄い接戦だったねぇ！」

『まだ序ノ口です。榛名の本気はもっと凄いので。』

榛名「咲桜の方こそ笑」