睦月始の従兄妹は (ページ34)

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『それを一部だけ見ていた私とあかりはその生物が殺した…そう思いました。

そして近くにあったある箱とその生物によって書かれた紙、そして亡くなったあぐりさんの遺体

それを見て私とあかりはその生物に復讐する事に決めました。』

楽「復讐？つか、咲桜は関係ないだろ。」

『確かにあぐりさんの妹でもなかった。
でも親友の姉が殺されて復讐するしないは私の勝手です。』

天「その通り。楽はもう暫く黙ってて。」

楽「んだと。」

龍「喧嘩しない！」

『話しますよ。』

一織「マイペースですね(苦笑)」

百「いいじゃん、咲桜ちゃんは復讐するって事でしょ？その学校だったんならすぐ出来たんじゃない？」

『いえ、私が居たクラスはA組だったのでその生物がいるクラスに入るにはなにか問題を起こすしかなかったんです。』

千「問題？例えば？」

『暴力沙汰です。話を戻します。

少女は既に大学まで卒業していて成績だけは良かったので仕事で出席日数が足りなくてもそれで免除されていました。

少女は理事長室に行って出席日数が足りないだろうからエンドのE組と呼ばれているクラスに落として欲しい。そう頼みました。ですが理事長からの答えはNo。

だったらと理事長室にあった理事長お気に入りのグラスとパソコンを割ってE組に落ちました。』

環「……そーちゃん見てぇ…」

壮五「えっ、僕はそんな事しないよ！」

環「してる。」

『そして少女はE組に行く事になったと実の父親に言うと怒られました。当たり前です、その父親にとっては少女も自分の駒だから。

そして養父母と義兄にも同じように言いました。そうすると3人はそうなの？じゃあそこでの学校生活も楽しんでねと楽観的に言いました。

そこで私は復讐を開始しました。心臓の悪い身体に触手と呼ばれる物を入れてその生物と同じ物質を持ち3年生を過ごし始めます。』

ナギ「ですがそれは体にはよくないことでは？」

『そうです。一歩間違えば死。毎日頭痛と激しい痛みに耐えストレスから喘息もほぼ毎晩の様にありました。』