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『そしてその少女は病院の事もあり暫く日本と海外を行き来していました。その時ある少年が海外にやって来ました。それが』
陸「天にぃ……だった。」
『そう。13歳の彼はまだ幼くて海外に来たばかりの頃は言葉も分からないことからか少し暗い顔をしていました。
なのでその少女が海外に行った時には偶に遊んだり九条さんに演技を一緒に受けたりと彼とのコミュニケーションを取りました。
そして彼がどうして九条さんに着いてきたのか理由を聞きました。病弱な双子の弟がいた。その子の名前は七瀬陸で、自分の前の苗字は七瀬天だった…と。
その時初めて少女も自分の病気について人に話しました。胸にある手術跡も見せてでも私はこれで生きていくと。日本にいつか戻って来るならその時は絶対一緒に共演しようと約束をして。
それから暫くした頃でした。幼馴染と言っても過言ではない友人あかりから電話が来たのは。
あかりの姉あぐりが私の通っていた中学校の先生だと。でも姉は婚約者である男の研究に付き合わされていて顔が疲れてるように見えるから一緒に姉に癒しになる物をプレゼントしたいと。
私は喜んで受けました。あかりの姉であるあぐりさんにも凄く良くしてもらったから。
一緒にプレゼントをあぐりさんにあげ喜んでもらった。そして暫くして仕事終わりにあかりとあぐりさんが働いている研究施設に迎えに行く事にしていた日その研究施設から爆発音がしました。それが中学3年生になる前、日本でも海外でも大々的に報じられた月爆破事件です。』
大和「あー、あの化け物が何とかいうやつ？」
あかり「月を爆発したのは試験用のネズミです。世間から化け物と言われていた殺せんせーとは別物です！！」
あかりがｶﾞﾀｯっと席をたち怒る
『あかり。』
あかり「あ、ごめん…なさい……。」
『まぁ話を聞いて下さい。』
大和「いや、俺も言い方が悪かったよ。」
三月「おっさん暫く黙ってろよ。それで？」
『月が爆発した後その施設もあぐりさんの婚約者でもあった研究員の男柳沢によって爆発します。
そしてその時あかりの姉であるあぐりさんがこれからの重要人物となるある生物を庇って亡くなりました。』
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作者名：reina | 作成日時：2020年4月5日 3時
