睦月始の従兄妹は (ページ30)

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天「服ボクのは？」

『隣の部屋に無い？理ちゃんの服のラベルの隣にあると思うけど…』

天「あ、あった。じゃあお風呂借りるよ。」

楽「は？ちょっ、待て！天お前咲桜の家に服置いてあるのか！？」

天「そうだけど？今更でしょ。陸もそんな服じゃ風邪引くよ。これ着たら？」

陸「あ、うん。なんで天にぃの服が……」

『それは後のお話で分かるよ。ﾆｺ
七瀬くん…って言ってると距離あるし陸くんって呼んでもいい？』

陸「うん！嬉しいよ！」

あかり「なら私も陸くんって呼んでいい？！榛名でもいいし本名のあかりでもいいよ〜」

『私もAでも咲桜でもなんでもいいよ。』

陸「じゃああかりちゃんとAちゃんって呼ぶね！仕事の時は榛名ちゃんと咲桜ちゃんって呼ぶよ。」

『うん。ﾆｺ
あ、服持ってくるのと一緒にドライヤー持ってくるね。濡れたままじゃ陸くん風邪引くよ。』

あかり「Aもね。体弱いはずの2人が1番薄着で私はビックリだよ笑」

『「あはは、確かに笑」』

顔を見合わせて陸と笑うA

一織「確かにそうですけどなんでお2人が七瀬さんの身体のことを知ってるんですか。」

『調べたから。情報ってね管理されてる様で1番隙があるんだよ。勿論他の人達の秘密も知ってますよ。六弥さんはノースメイアの』

ナギ「oh！それ以上は禁句デース。」

『じゃあ二階堂さんの父親が』

大和「おっと、ストップ。なんで知ってんの？ﾆｺ」

『ふふ、言いませんよ。他人の許可もなしに喋りませんし。』

楽「咲桜お前何者だよ…
天とも俺たちより仲良いんじゃねぇの？」

『ふふ、さぁ？アイドルと女優と声優をさせて貰っている一般人ですよ。』

龍「芸能人の時点で一般人とはかけ離れてない？」

『まぁそれもそうかもしれませんね。
これ以上の話は皆さんとのご飯の後です。ﾆｺ』

一織【謎な人だな…
姿勢･口調･そして服…それなりのいい所のお嬢様として育った様には見えますが今までプライベートは禁句とされてきた彼女は一体……】