桜庭涼太の恋人は…

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『はぁ！？い、い、今なんて……』


昂輝達と話した次の日の夕方


ダンスレッスンの後束の間の休憩の時


澪「だから桜庭先輩がAの男性恐怖症克服の為に一肌脱ぐって。」


『た、頼んでない！！』


澪「いやーもう私から頼んじゃったよね笑」


『む、無理！やだ！！』


澪「…A、少しは克服しないと。
強制的にでも慣れないと一生そのままだよ？」


『……それは…そうかもしれないけど。
でもそれなら責めて桜庭先輩じゃなくて衛藤先輩が良かった！』


澪「また偉いとこいくね。なんで衛藤先輩よ(苦笑)寧ろ怖そうだけど……」


『桜庭先輩はドSな予感しかしないから。
衛藤先輩は周りから冷たく見られるだけで中身は優しいと思う。』


澪「だったら八重樫先輩は？八重樫先輩こそ可愛い系の優しい人じゃん？」


『八重樫先輩は女性に免疫無さそうで寧ろ頼りなさそう。』


澪「そういう所はズバッと言い切るよね。
なるほどね〜でも多少ドSくらいがいいんじゃない？案外仲良くなりそうだと思うけどなぁ〜」
意外に先輩達の特徴掴んでるAが凄いなぁ〜笑


男性恐怖症でさえなければかなりの好物件だもんな〜♪


『まぁ、澪が受けたからには……頑張る…けどこればっかりは期待しないでよ？』


澪「うん。期待はしてないよ。
まぁあの距離で倒れられたらこれからは特に困るからもう少しマシになってもらおう位にしか考えてないし。」


『…澪結構私にとって酷な事言ってる自覚ある？』


澪「それはあるよ。でもまぁ1mも離れてない所で倒れるのは流石にね。」


『うっ、それはごめん…』



澪とそんな事を話しているとレッスン室の扉が開く


「あ、かすみん、澪ちんおはよー！」


『「おはようございま〜す！」』


Venusのメンバーが揃う


「聞いたよかすみん、昨日倒れたんだって？
大丈夫だった？もしまだ体調悪かったら休んでていいんだよ？」


『平気ですよ。笑というか夜空先輩話しましたね！？』


夜空「そりゃ情報共有しておかなきゃねぇ？」


「そうよ。Aちゃん男性見て倒れて暫く体調崩す事だってあるのに」


『うっ、それも否定しきれない…』


澪「…さてと全員揃ったし練習しましょうか！」


『だね。笑』

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