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『ん、……暖かい…』


ギュッ

「…A起きた?」


『…あれ?涼太くん……っ!?』



待って、なんで一緒に寝てるの?!



『き、』


涼太「き……?」


『きゃぁぁぁぁ!!!?』


涼太「うるさ……ちょっとA何?」


『な、な、なんなんで…!
私、涼太く、とな?!……………バタン』


涼太「待ってなんかこの反応懐かしい。」



盛大に驚いた後そのまま倒れるAを取り敢えず布団に包む



暫くすると勢いよく扉が開く



「A!どうしたの!!?」


「何もう朝早くにうるさいー…ってAなんで布団にくるまってるの?」

「Aさん?あ、涼太さんおはようございます♪」




Aの叫び声に集まるメンバー


涼太「あーもう、森園さんたちいいから一旦部屋出て貰っていい?」



そう言うと問答無用でバタンと扉を閉める



涼太「……えっと…何が起こったんだっけ。」
Aが目覚ましてそしたらいきなり驚いて懐かしい呼び方されて……


【『涼太く、とな!?』】


“涼太くん”ねぇ……もう5年くらい前の呼び方だし



さっきの出来事を思い出しながら状況を整理するが何が何だか分からない涼太


涼太「はぁ……取り敢えずA起こそう。
A、A起きて。」



『んぅ…あ、……っ!!』


涼太「落ち着いて。何かあった?」


『コクコク……すぅ…ふぅ……。
あ、の涼太くん…なんで一緒に寝てたの?』


涼太「なんでって…一緒に住んでるからでしょ。」


『……え?住んでるって……あれ、涼太くん老けた?』


涼太「はぁ?ニコ」


『ヒッ!ごめんなさい!だって何か大人っぽい!!』


涼太「大人っぽいって。もう3年一緒に暮らしてる癖に今更何言ってんの?」
なんか話が噛み合ってない気がするんだけど



『3年?暮らしてる??待って、涼太くん今受験生でしょ?』


涼太「……A今何歳?」


『??15歳。あ、この前誕生日来たから16歳か。』


涼太「A、今平成何年?」


『2014年だから26年?』


涼太「…はぁ……待ってこんな事ある?
A、さっきまで何してたか教えて?」


『何してたか……あ、映画!
観終わった後疲れて…しばらく休んで……どうしたっけ?』
確か映画観たあと色々考えてたら前が真っ暗になって……皆の声聞こえた気がするけど…

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reina(プロフ) - 優姫さん» 読んで頂いてありがとうございます!面白いと言って頂けて嬉しいです!更新も無理せず頑張っていきます!! (2019年7月21日 1時) (レス) id: b487513a6a (このIDを非表示/違反報告)
優姫(プロフ) - とても面白いです。続きも楽しみにしているので、無理をせず更新を頑張って下さい。 (2019年7月20日 23時) (レス) id: 6a843aebff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reina | 作成日時:2019年7月17日 19時

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