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夕飯を食べ終えると痛み止めを飲んでそのまま横になる
亜樹「A今日は課題とかねぇの?」
『ないよ。提出物なら既に終わらせてるし』
亜樹「そ。んじゃ俺課題あるから机使うぜ?」
『……亜樹勉強なんてしてたんだ?』
亜樹「めっちゃ失礼だなおい!俺だって課題くらいちゃんとやるっつーの。」
『でも大学しっかり行ってない日多いって偶に蒔麻から聞く。』
亜樹「…蒔麻の奴……。別に出席足りてるし平気。今の所勉強よりバイトの方が楽しいし」
『バイト……亜樹、私もした方がいいかな、バイト。』
亜樹「………あー、いや、まず接客とか向いてないだろ。まずあの兄貴が許すとは思えねぇし。」
てかなんでいきなりバイトなんだ?俺が話したからか?
『…晴の許可が必要なの?』
亜樹「まぁ保護者だしな。まぁAの高校はバイト自由だし兄貴の許可さえあれば出来ないことはねぇけど…」
絶対許さねぇだろうな……責めて大学入ってからとか言うだろ
『そうなんだ……へぇー。』
亜樹「てかなんでいきなりバイト?」
『…私ももう中学生ではないし晴に扶養義務があったとしても少しは自分で生活する知恵が必要かと思って。それに義務があるって言われても私はあるとは思えない。それにバイトの事聞くなら亜樹と蒔麻が詳しそうだし』
亜樹「まぁあながち間違っちゃねぇけど。
これ兄貴が聞いたら泣くんじゃねぇの?」
色んな意味で。
『なんで晴が泣くの?寧ろ嬉しいでしょ。』
亜樹「あー、絶対泣くぞこれ。んー、兄貴にとってAと零は……というか俺と蒔麻もだけどさ、家族なんだよ。
上手く言えねぇけど兄貴は養う事に関してどっちかと言うと当たり前って考えであってその学費とかそういう諸々の事に関して苦労は掛けたくないって考えてんだと思うんだよな。」
『うん?…意味わかんない。』
亜樹「そうだよなー。
あ、兄貴がホスト辞めてカフェ開くって決めたのもAと零が居たからなのは分かってるよな?」
『うん。それは知ってる。ホストの時ちゃんとしたご飯作れなかったからとか何とかのやつだよね?』
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作者名:reina | 作成日時:2019年7月6日 19時