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ガチャンと蒔麻が扉を閉めた後亜樹と二人きりになりいつもとはまた違う状況にあまり頭が回らないA


亜樹「……Aお腹どの辺痛いんだ?」


「…真ん中……?よく分かんない…全体痛く感じる。」


亜樹「そっか。」
正直俺は生理痛の痛みが分からないしな、なんて声掛けるか……。前みたいな女ばっかだったら軽く声掛けれるけどAには慎重になるんだよなぁ…。言葉が見つからないって言うか。
まぁちょっとでも痛く無くなるようによく見とくか。



Aのお腹を優しく撫でる亜樹



『……亜樹の手あったかくて気持ちい…』


亜樹「そりゃ良かった。笑
そろそろ晩メシ食おうぜ?Aも少しは食った方がいいしな。」


『うん……亜樹、ちょっと起こして。』


亜樹「ん、」


出来るだけお腹に響かない様抱える形でAを起こすがちょっとした振動でも痛いAは苦い顔をする


『ッ……うぅ、』


亜樹「あ、わり、痛かったか?」


『…いや、もう平気……。』


亜樹「ん、じゃあほら食える分だけ食っとけ。」


取り皿に卵粥を入れて冷ましてから渡す


『いただきます。』


亜樹「俺も飯食おっと。いただきます!」



フーフーフーフー
『モグモグうん、美味しい……流石晴…』
スイスに居る時に晴に教わって作ったやつと全然味違う


亜樹「そうだなー。てか今日兄貴となんの会話してたんだよ?」


『ん??晴と?……会話…あ、学校の事報告してた。後は特に何も話してない』


亜樹「学校?あー、作文のやつ?」


『まぁそれもある。今日あった出来事を晴に話してた。モグモグ』


亜樹「今日あった事?」


『うん、謝り方とか……?』


亜樹「Aそれ、ちゃんと言われた意味理解してないな?」


『余り理解は出来てない…けど少しは分かってる。』


亜樹「そ、まぁそれでいいけどさ。」

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作者名:reina | 作成日時:2019年7月6日 19時

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