海棠家の双子の妹は…3 (ページ3)

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『……はぁ…晴のバカ。』

カバンを置き1回に降りてお風呂に入るAはさっきの事を思い出し怒りの様な呆れをする

『ｯ……お腹痛い…早く上がろ。』

湯船に入って5分足らずでお風呂から出る

ｽﾞｷｯｽﾞｷｽﾞｷ
『ｯ…た、い……』
今回ちょっと酷いかも前こんな事なかったのに。

もういいや、早く寝よう。起きてる方がしんどい

さっさと服を着て亜樹の部屋のドアノブに手が触れるが部屋には入らず自分の部屋に足を向ける

ｶﾞﾁｬ

『あ、綺麗……』

ここ数ヶ月全然使っていなかったが晴が掃除をしてくれていたお陰で部屋が綺麗だった

部屋の鍵を閉め布団に潜る

部屋にはエアコンがあり少し冷房を付けてそのまま眠った

数時間後

ｺﾝｺﾝｺﾝｺﾝ
「Aー」

部屋のノック音と名前を呼ぶ声で少し目が覚める

『んー、誰？』

ドアまでハイハイして近寄るが開ける元気はないのでドア越しで会話する

「俺、蒔麻。A、夕飯の時間だから降りておいで。」

『……要らない。晴に眠たいから要らないって言っておいて。』

蒔麻「……Aもしかして体調悪い？熱？」

『ううん、そんなんじゃない。』

蒔麻「…分かった。一旦俺と話そう。A部屋の鍵開けて。」

『…開けたよ』

ｶﾞﾁｬっと鍵が開く音がする時と蒔麻が開けるよと言って入って来る

蒔麻「A良かった。少し顔色悪いけど…亜樹も心配してるよ。いつもなら居る部屋にAが居ないしその上この部屋鍵しまってるし…」

蒔麻が扉を開けたら目の前にAは居らずいつもよりもう少し視線を下にすると壁にもたれかかって座ってるAと目線を合わせる