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蒔麻「……Aシャワー浴びてたの?」



家のリビングに戻ってきた蒔麻は亜樹と蒔麻が買ってくれたワンピースを来たAが髪の毛を濡らした状態でリビングにい


『うん。暑いもん。』


蒔麻「莉珠ちゃんは?」


『今来てる。ほら。』


メッセージ画面を見せながらカバンから課題を出していた。


蒔麻「本当だ。
というか2人ともゆっくりだね。」


『暑いからシャワー浴びてから来るって莉珠も言ってたから。』


晴「A夕飯の準備するから勉強はソファーの方の机で頼むな〜」


『うん、分かった。』



返事をしたタイミングでピンポーンとインターホンが鳴り莉珠がやって来た



莉珠「おまたせ〜、お邪魔します。晴さん、蒔麻さん!」

『待ってないから平気。』


晴「おーいらっしゃい。莉珠ちゃん。」

蒔麻「いらっしゃい。」


莉珠「はぁぁ♡晴さんたちイケメン!Aのノースリーブワンピ姿も可愛すぎて至福♡」


『……頭のネジ外れた?』


蒔麻「辛辣だね。」


莉珠「そんな所も好きだよAー!!」

『…莉珠勉強しよう。課題。』


莉珠「あっ!そうだった、そうだった!
ってアレ…Aの彼氏は?あと零くん。」


『亜樹はバイト。今居ない。
零は……あれ、零何処だろう。』


蒔麻「部屋に居るんじゃないの?」


晴「零ならパソコン使うって店の……ッ!!」



何か思い出した晴は顔面を青くして夕飯の準備止めて急いでどこかに向かう


莉珠「晴さんどうしたの?」


『さぁ。興味無い。でもまだ店のパソコンの所に零がいるみたい。』


莉珠「ふーんそっか。
あ、Aここのスペルあってる?」

『…こっちの場合だと…』



蒔麻【何事も無いように勉強始めた。
Aと莉珠ちゃん、2人って妙に空気が似てる気がするな…。じゃないとAが一緒にいないか。】


静かになったリビングで勉強している2人を邪魔しないように夕飯のお皿の準備などをする蒔麻


その時電話が掛かってきて蒔麻は晴の元に向かったと思ったら急いだ様子の零がリビングに入ってきた


零「A」

『??どうしたの零。』

零「A春子が日本に来る!」

『春子が日本……ッ!!ホント、零!』

零「あぁ。楽しみだ!」

『うん、楽しみ。ニコ』



周りには無表情ふたりが低テンションで喜んでいる様に見えるが結構喜んでおり表情筋が普段より大分動いていたのだった

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作者名:reina | 作成日時:2019年7月6日 19時

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