☆されたり☆したり3

49　睦月始　バレンタイン2 ページ48

祐奈「チョコ？」


『うん、今日バレンタインだからね、祐奈の好きなワッフルにしたの。ﾆｺ
いつも我慢させちゃってごめんね、そうちゃんとれんちゃんの面倒もママが見れない時見てくれてありがとう。』


祐奈「ｯ、ホントに？じゃあ今度私と2人で出掛けてよ。一緒に食べに行きたいスイーツのお店あるから…」


『うん、分かった。始くんに相談するね。ﾆｺ
祐奈も今日も部活疲れたでしょ？早く寝ておいで？』


祐奈「うん、おやすみママ。ﾆｺ」

『おやすみ祐奈ﾆｺ』



子供たちが3人とも眠った所に始が帰ってくる




始「ただいま。今日も遅かったか(苦笑)」



長女と三男が眠っているのを見て静かに扉を閉める


『始くんおかえりなさい。ﾆｺ
3人とも今寝ちゃった所だよ。確かご飯食べてきたんだよね？一応作ってあるけど食べる？』


始「あぁ食う。Aこれ。」


『え、なに…』


小さな紙袋を渡され中身を見るとスマホのサイトで以前から見ていたブレスレットが入っていた


『これ……』


始「いつも苦労ばっかり掛けてるからな。ママを頑張ってるAにご褒美だ笑」


『うそ、ありがとう！え、すごい嬉しいﾆｺ』


始「喜んでもらえて良かった。Aが好きな感じだと思って選んできたんだ。」



始がブレスレットを手に取りつけてくれる



『ふふ、嬉しい！あ、私も始くんにあるの。ﾆｺ』



冷蔵庫からラッピングしたチョコレートの箱を2つ渡す



始「2つ？」


『うん、今年の分と去年と一昨年の分。去年とかはそうちゃんの入院と被っちゃって出来なかったから…。

今年は一応手作りなんだけど元々料理苦手だったし今日もちょっとバタバタしちゃったからちょっと形が歪なんだけど良かったら貰ってくださいﾆｺ』


始「ふっ、ありがとな。嬉しいよﾆｺ」


『ふふ、今ご飯準備するね？』



始「…いや、ご飯は明日の朝食べる事にする。
子供達も寝てるし……な？ﾆｺ」



Aの手を握り腰を抱いて目を合わせてそっとキスをする



『…ｯなんか恥ずかしい…//
そうちゃんベッドで寝てるのに……』


始「ふっ、いつまで経っても可愛いな。寝室行こうﾆｺ」


『うん。ﾆｺ』






始に手を引かれて寝室に入り甘い夜を過ごすのだった

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