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『結局渚預けちゃったなぁ…』


里津花「そうだね…まぁ今日は一緒に過ごそう??」


『…うん、でもなんかこうしてたら落ち着かないかも。』


里津花「なんで??」


『だって渚が出来たのも高校生だよ??

その頃まだ私達は制服着てこんなに大人っぽい服も着なかったし


それにあの頃は兎に角里津花にだけは迷惑かけないように必死だったし……』


里津花「ふふっ笑そんな事しなくていいのにね?」


『はい…分かってるもん…

だってある訳ないって分かってるけどもし…その捨てられたりとか?
そんな事されたら辛いからそれなら先にって勝手に先走っちゃったの。』


里津花「ふふっ笑じゃあそんな事ないって誓おっか?」


『え、』


里津花「A、俺はずっとAの事だけ……ここから先は式の日に言おうかな」


『えっ!?ここまで言っておいて?!』


里津花「うん。」
歩きながらじゃなくてやっぱりちゃんとした所で言いたいしね


『もう//なんなのバカ…』


里津花「いた笑もうA足蹴らないでよ」


『言ってくれなかった罰!』


里津花「もう…あ、どうする?ホテル行く?」


『うーん……あ、迷惑じゃなかったら大達と住んでる寮行きたいかも…』


里津花「…そんな所でいいの…?」


『いや、なんと言うか大と里津花が生活してる所ってなんか気になるなぁって…

いや、普通に無理なのは分かってるんだけどその…』


里津花「ふふっ笑おいで、」


ガチャ

里津花「ただいま」

『お邪魔してます……』
マンションだとは聞いてたけどこの辺の立地結構な物件でしょ…駅チカな上に公共施設も近くにあるし…


ガチャ
「あ、里津花、おかえりなさい姉ちゃんも居るし」


『大………熱あるでしょ。』


大「…は?なんの事??」


『顔の紅潮に乱れた呼吸……脈もいつもより早い』


里津花「そうなの?」


大「いや、7.5だし…」


『…大、ベッドで寝てなさい。里津花、キッチン借りていい?』


里津花「あ、氷なら持ってくるから待ってて。」


『ほらバカ弟部屋入る!』


大「……もう平気だって」


『あんたが平気って言って平気だった試し無し。』


大「…………」


『ったく、体調管理くらいしっかりしなさい。あんたそれでも元アスリートか?』


大「姉ちゃん男口調になってきてんぞ」


『いいんだよ今は。』

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作者名:reina | 作成日時:2018年7月31日 3時

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