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そんな事がありながら
テラスでは
『幼稚園の子に会えるの楽しみだよね〜笑』
天野「幼稚園…？」
『そう、ちっちゃい子めっちゃ可愛いよね〜笑』
真「それは分かった。で？今回のケーキ何にするんだよ」
『あ、それなら前に要望聞いたらプリンセスがいいんだって！だからうーん…ピンク？とか』
花房「ならこんな感じでどうかな？」
『あ、ここに小さいお花入れれない？』
花房「髪飾りでかい？」
『うん。女の子ってさ結構そういうの好きなんだよね』
花房「じゃあこれでどうかな？」
『うん！いいと思う！』
安藤「Aの言う通りだと思うな…確かにこの方が可愛い」
真「じゃあこれで行くか。生地はどうする？」
『それなんだけど梨使うのはどうかな？』
花房「梨か、水分が多いしムズいと思うけど…」
真「いや、その前に得意分野の林檎じゃないのはなんでだ？」
『林檎以外も得意になりたいから？』
安藤「でもそれならコンフィーチュールにしないと」
『うーんそれなら生地にブルーベリージャム混ぜるのは？マーブルみたいにして！』
真「それなら断面で見た時に可愛いかもな」
天野【凄い、こんなに沢山の案が浮かぶなんて…私にキツイだけかと思ったけど違うのかも】
『でもこれしっかり作り終えるか不安かも。私はブルーベリーはあんまり使わないし』
真「なら今から練習するか…」
『あ、それなら１回お風呂入らせて！服着替えたいし』
花房「一理あるね、じゃあそうしようか」
安藤「時間はどれくらいがいいかな？」
『じゃあ2時間後の18時に調理室に集合はどうかな？』
真「分かった」
天野「うん！」
『じゃあそうしよっ！早く着いたらlineしてきて！』
「「「うん。/あぁ」」」
天野【そう言えばAちゃんの電話番号知らない…】
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作者名：reina | 作成日時：2018年7月23日 4時
