海棠家の長女はスイーツ姫…？ (ページ47)

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『あ、ま、こと…』

真「ほらさっきの実習で作ったんだよ。後ノート」

『ありがとう…もしかしてずっとここで待ってたの？』

真「まあな。ここに居れば絶対通るだろ？」

『うん…ﾊﾟｸもぐもぐ…美味しい…生地がサクッとしてて私好み…』

真「なら良かった…。で？今日は何してたんだ？」

『高等部の授業受けてた。』

真「マジか…え、3年？」

『うん？3年だけど…』

真「どんなだったんだ？」

『興味深々だね？自由に作る実習だったから』

真「そうか」

『でも高等部のレベルが高くて驚いた。テンパリングの艶とかもすごく良かった…』

真「そうなのか……見たかった」

『ふふっ笑
多分アップルが写真撮ってると思うからショコラから後で写真貰って？笑』

真「じゃあそうするか…」

『…ありがとう…心配してくれて。』

真「別に？ほら明日はしっかり授業出ろよ。」

『うん！明日はしっかり出るもん！

それに私吹っ切れたの…なんかうん、自分らしく居られるように。』

真「意味が分かんねーけどまぁそれなら良かった。」

『うん！』

真「じゃあ俺は部屋戻るわ。」

『うん！あ、明日の朝も練習やるよね…？』

真「あぁ？やるけど…」

『なら明日の朝に調理室集合だね？』

真「おぉ。じゃあな」

『おやすみなさい〜』
真が居てくれて良かった…