海棠家の長女はスイーツ姫…？ (ページ44)

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『おはよう〜♪』

「「…おはよう…」」

『あー昨日はごめんね！？私熱出ちゃって…つい！

もう大丈夫だから！』

「あ、そういう事ー？もうびっくりしたんだよー！？」

「そうそう！」

『もうホントごめんね〜？』

天野「Aちゃんって二重人格…？」

加藤「んな訳あるかいな！
品行方正で滅多に怒らんって有名なんやで？

美人で素行よしのスイーツ作りも完璧なんやで？」

天野「じゃあなんで私だけ態度違うんだろう？」

『真！五月ちゃん、千くん、明日なんだけどね？実は』

天野「やっぱり態度違う…かも…」

『何が？』

天野「えっ！？あ、いや、…Aちゃんなんで私だけなんて言うのかな…態度違うの…？」

『特に意味はないけど？…でも1つ言うと私に深入りしないで。』

天野「え、なんで…」

『私の信用に値してないから。

…真、先生にやっぱり体調悪いから休むって言っておいて。今日は高等部の授業受けてくる』

真「は？！いや、休むのに高等部って…」

安藤「Aちゃんって偶に感覚可笑しいよね」

花房「そういう所もいいんだけどね？」

天野「なにそれ！なんであんなこと言われるの！」

「Aちゃんらしいね？」

「そうだな〜」

天野「皆はなんで怒らないの？」

真「1年の時に皆言われてるからな」

安藤「今の所Aちゃんが心開いてるの俺と樫野と花房だけだよ。後は家族くらい？」

天野「でもあんな言い方…！」

『そんなに嫌ならはっきり言いなさい。めんどくさい…スマホ取りに来たらこれって…だから言ってるでしょ？私は深入りされたくないの

じゃあね。』