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学園に帰って来てから


加藤「あ、Aちゃん!!大丈夫か??いきなり倒れるからびっくりしたで!?」


『加藤さん、平気平気!先生から睡眠不足だって笑』


加藤「そうなん??まぁそれなら安心やわ!ゆっくり休みや〜!」


『うん!じゃあまたね!』
さて、アップルは寝てるし…エプロン持って


アップル「A、調理室に行こうとはしてないよね?」


ビクッ

『あ、アップル…起きてたの…?』


アップル「当たり前でしょ!で?どこ行こうとしてたのかな?」


『調理室に…ちょっと…』


アップル「バカなの!?また二の舞にする気?」


『大丈夫だもん!ね!?お願い!』


アップル「こういうのをスイーツバカって言うのかな?はぁ…倒れないように私も行く。それが条件だよ!」


『うん!』




あれ、調理室に電気?

ガチャ
『…天野さん…』


アップル「練習してるみたいだね?」


天野「あちっ!あぁ!!また焦げた!」


『………1回1回油引かないからよ。』


天野「え、Aちゃん!?」


『…ミルクレープを焼く時はフライパンがずっと熱されてると焦げるから。

だから1回濡れた布巾に置く事』


天野「待って!その前に…ごめんなさい!!」


『え?』


天野「私確かに時間はあったのに勉強してきてなかったし、Aちゃんが倒れるくらいまで怒らせちゃったから…その…」


『気にしないで?失敗は誰にでもあるもん。私もよく失敗する』


カチャカチャ

天野「え、話しながら作れるのに…?」



『それは関係ないよ笑
私も沢山失敗したから。


私も言い過ぎたから…天野さんごめんなさい。』


天野「えぇっ!?いや、私は全然!!

確かに頑張ってる人の隣で素人って言っちゃったらそりゃキレられるよね…」


「いちご!論点違うよ!?」


『え、スイーツスピリッツ…』
…認めないとダメかな…


天野「Aちゃん、見えるの?」


『…うん。天野さんのスピリッツ…』


「バニラです!」


『海棠Aです!宜しくね?
こっちがアップルだよ?』


アップル「アップルです!バニラ宜しくね?」


バニラ「あ、アップル様!?え、サイン下さい!」


アップル「え?えぇ…いいけど。」


『ふふっ。アップルは良かったね?お友達増えたよ?』


アップル「うん!」

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作者名:reina | 作成日時:2018年7月23日 4時

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