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真「なぁ…お前誰か…に、その…告白す、んの??」


『へぁっ!?え、え、』
聞かれてた?!


真「わるい…最初何言ってるか分かんなかったんだけどその後告白…とか言ってたから…な…」


『そっか…聞こえちゃったか…笑

そうなの…聞いてくれる?私、好きな人居るんだ

けど…その人鈍感でね…?


恋愛には疎いタイプで…ずっと名前呼び捨てにして呼んでるのに全く気付かないの!


ふとした時に見せる顔とか…照れた時とか可愛いんだ〜』
気付くかな…


真「そうかよ。お前に思われてるそいついいな…

じゃあ俺の事も聞けよ。

俺も好きな奴居る。昔から女嫌いだけど…そいつは好きだ」


チク
なんだろう胸が

真「そいつは鋭い癖に向けてるし軽いかと思ったらいきなり真面目になる奴なんだよ。」


痛い


『そ、そう…なんだ…その子可愛いの…?』


真「どっちかと言えば美人じゃね?

周りに人が群がるタイプの…スマホだって同じにしたのに気付かない鈍感だけどな…」


『え?スマホ…?』
私達以外でお揃いって居ないよね…?


真「そいつ兄貴いっぱい居るし…何でも我慢するしな…
スイーツ作りも俺より上手いくせに俺に教えろって言うし…


変な所素直じゃねーし」


『素直で言えば真の方が……さーせん』


真「ホントは賢い癖に馬鹿な振りするしな…毎回次席キープしてるけど毎回1問しか間違えてねーし」


ん?なんか知ってる感じが…



真「あぁもうめっちゃ鈍感だ。自分に向けられてる好意に全く気づかねー」


『……ねぇなんか…所々…「いいから聞けよ。」ハイ…』
なんか真怖い…めっちゃ顔真っ赤な上に怒ってる?


グイッ
『わっ…ちょ…ま、まこ、と…っ!』


真「俺はAが好きだ。」


『っ!?』
う、そ…


真「お前も好きなやついるみたいだし…諦め『ま、ま、待って!』なんだよ…。」


『今、私見ないで…嬉しいくて//…』


真「は?」


『…真…あっと、…このままでお願いします…


私、真が好きなの…ぶっきらぼうでドSでチョコレートに真剣な真が好きなの…えっと』



『「私/俺と付き合って下さい…っ!」』


真「///見るな…」
被った…


『えっとお願いします。真…は?』


真「お願いします…。うわっ…はず…!」


『ふふっ♪』

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作者名:reina | 作成日時:2018年7月23日 4時

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