海棠家の長女はスイーツ姫…？ (ページ3)

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『ごめん真、遅れた！』

真「いや、2分くらいどってことない…アップルは？」

『今、部屋の片付けしてくれてると思う！』

真「またなんか見つかんなかったのか？」

『今日は時計壊した！』

真「またかよ。よく壊すよな…今年入って何個目だよ…」

『えっと…2個目…？』

真「まだ4月入ったばっかだけど？」

『…(๑＞؂•̀๑)ﾃﾍﾍﾟﾛ』

真「それよりお前寒くねーの？その格好。
もう半袖かよ…」

『寒いよ？昨日カーディガン洗っちゃったからそれでね…』

真「はぁ…ほらこれ着てろ。さっきまで俺着てたけど」

『ありがとう…よし、作ろう…さっきアップルにクレープ作る約束もしちゃったし笑』

真「また当てたのか…アップル可哀想だな…」

『当たる様な所いるんだもん。』

真「Aが投げなきゃいいんだよ。」

『おっしゃる通り…てことでテンパリング教えて〜？』

真「お前軽いな…俺より上手いやつが嫌味か」

『何言ってんの？上手くないから教わってるんじゃん。』

真「あーそうだな。飲み込み自体早いからそう感じるんだな…」

『ホント？！良かった〜！真がそう言ってくれるなら大丈夫だね♡』

2時間後

『どうかな？』

真「おう、上達してるぞ。この艶…いいな…」

『よかった…あ、ねえねえなんか作んない？』

真「いいけどクレープ作るんだろ？」

『その後にもう1つ！あんまり甘くない物！』

真「そうだな…そこの冷蔵庫の中に林檎あったぞ？」

『ホント！？じゃあ酸っぱい林檎使おう』

真「手伝う。何やればいい？」

『ヨーグルトを水切りしてりんごとベリーはコンポートにする！』

真「確かにそれなら甘さ控えめだな。あ、豆腐あるぞ？」

『うーん…水切りしてヨーグルトどうぞ混ぜてみる？』

真「食感同じ様にする為に水切りしたらミキサーにかけるか…」

『そうしよっか！』

真「そうと決まればやるぞ」

20分後

「おはよう〜」

「おはようAちゃん」

『千くん、五月ちゃんおはよう〜♪』

真「花房俺には無しか」

花房「うん無いね。それで何してるんだい？」

『アップル用にクレープ作ってる所』

「「また壊したんだ？それでまたぶつけたんだ？」」

『当たってるけど何で皆同じ事しか言わないのー！もう！』

安藤「それなら俺達も手伝うよ」

花房「そうだね。」