海棠家の長女はスイーツ姫…？ (ページ18)

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次の日

『皆、昨日はごめんね？？私起きたら寮に居てびっくりしちゃって…』

安藤「いや？全然平気だよ。運んだのお兄さんだしね？」

『寮長に聞いたらそう言ってて…晴お兄ちゃんにお礼言ったらその許可取ったの五月ちゃん達って聞いて…本当ごめん！そしてありがとう！！』

花房「大袈裟だよ。僕達は結局女子寮まで送ってないしね？送ったのは樫野だよ。」

『えっ！？ご、ごめん！あの鞄重かったよね？！てかそれならさっき練習してた時に教えてよ！』

真「言うわけねーだろ。A時々頭抜けてるな」

『ひっど！！ねぇ、皆〜真が私頭抜けてるって言うの！酷くない！？』

真「バカ…何皆に言ってんだ！」

『やー！もう酷いよね！？』

「いや、Aちゃんって偶に天然だし樫野くんが言ってることも合ってると思う…」

『え、？』

「そうだな笑」

「海棠さん何処か抜けてる所あるもんね〜逆にそこも好感だけど笑」

『えぇ〜！このクラスに私の味方は〜！？』

「今回は樫野が合ってるってだけだよ。」

『えー！まあ皆がそう言うなら仕方ない。真、許す』

真「いや、許すも何も本当の事言っただけだ。」

『……どう言えばいいかな！？あぁ〜もう皆も笑わないでよ〜』

花房「いつも通りだね。」

安藤「そうだね」

真「煩いだけだ」

『あ、そんな事言うなら今度のフランス語私が1位取るからね？』

真「出来るのかよ。」

『舐めてもらっちゃ困る！私は…あ、いや、何でもない』
これ言っちゃダメなんだった〜！やっば幹子おばさんに怒られないかな…？

真「なんだよ…」

『いや？よく考えたら無理だなって思っただけ〜♪』

真「なんだそれ笑」

真が笑った…レアだ…

『//あ、う、わ、私、飲み物買ってくる！』

真「は？もうすぐ授業…いねーし」

安藤「やっぱり樫野は鈍感だね」

花房「そうだね。Aちゃんも可愛かった…笑」

真「お前ら…」

花房「あーと安藤僕達も座らないとね？」

安藤「そうだね！」

真「逃げた…。はぁ…」
なんだよあの顔…

『ため息ついてどうした〜？』

真「うわっ！な、何でもねー！」

『そう？？はいお茶〜千くん達も』

安藤「ありがとう」

花房「ありがとう」

『はい、真？』

真「…ありがとな…」

『いえいえ〜笑』