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次の日
「だから海棠言ってるだろう。
こういう時は目上の人間に頭を下げるんだ」
『こういう時？』
「人にぶつかって悪かったじゃない！！
大体そんなんじゃ逆に殴られるぞ！？」
『大体…？？』
教員にぶつかり謝ると怒られたA
『……普通とか大体とか言われても困る
私は「大体」とか「普通」はどの程度のものか理解出来ない』
「……そこからか！？…先の長い話だな…はぁ」
莉珠「センセ無理な話だって笑
そうやって押し付けるのは良くないんじゃない？Aこれでも理解しようと頑張ってるしさ！笑」
「そうそう、寧ろ海棠ちゃんの言葉分かりやすいよ？ちゃんとハッキリ言ってくれるし笑」
「それに海棠さんって中身日本人じゃないでしょ？押し付けようとするとか無理だって」
「そうそう、それ日本人の悪い癖やで〜笑
うちかて関西弁直せ言われても無理やし別に直さんでもいいんちゃう？」
「……君達海棠の日本語で大丈夫か？通じてるか？」
「え？なんで？」
「海棠ちゃんの日本語私達よりマトモだよ？」
「正しいやんね笑」
「まぁどっちかと言えば昭和のお父さんって感じじゃない？笑」
莉珠「あー確かにね。まぁそれもいい所♪」
「…ま、いいか。海棠ももういいぞ」
『はい……？…結局何だったの……』
莉珠「まあまあ、ほら行こ？次移動だし」
『あ、うん』
疑問を持ちながらその後の授業を受けたA
家に帰ると亜樹と蒔麻が家庭教師をしている子が一緒にいた
『亜樹、ただいま…こんにちはﾍﾟｺ』
「こ、こんにちは。」
亜樹「Aお帰り」
「あ……の蒔麻先生まだかな…？」
亜樹「蒔麻なら大学の研究室に呼ばれて少し遅くなるそれまで俺が相手じゃ不満かよ？どーせ同じ顔だろ？」
「え…いやそんなんじゃ……」
焦った様に女の子が答える
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作者名：reina | 作成日時：2018年7月21日 21時
