海棠家の双子の妹は…2 (ページ32)

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『晴、亜樹、蒔麻、入っていいよ…だけど何してんの？』

亜樹「あー、勘違いのやけ酒？？」

晴「A〜俺の事嫌いなのか！？今日の弁当不味かった？！もしかしたら少し卵焼き焦がしちゃったんだよ！それか？！それのせいか！？」

『……めんど…』

蒔麻「理由言わずにやるからだよ。もう部屋に入っていいんだよね？」

『うん。』

亜樹「ほら、兄貴立て！！中入んぞ〜」

『清華、晴が迷惑掛けた。悪かった』

清華「ホンット生意気な言い方ね！？」

『清華、これあげる。時間あったら食べて

じゃあまた』

晴「え、え、飯作ってくれたのか！？」

『簡単な手巻き寿司だよ？？刺身は近所のおばちゃんが親切に教えてくれた』

亜樹「お前にもやっぱり人が集まるのかよ。」

『ここの常連さんだよ？
それより食べて？酢飯は零がして私は刺身切っただけなんだけど…』

蒔麻「なるほど…最初の方がちょっと分厚いのは慣れてないから……」

零「このローストビーフも巻くと美味いぞ」

「「「え、酢飯とのりで？」」」

『うん、美味しいよ？私は生姜付けて食べるの好き』

零「俺はワサビだな。」

亜樹「なぁ、こいつらの舌ってアホだったか？」

蒔麻「いや、逆に良かったはずだよ。」

晴「ちょーと待て、酢飯だぜ？！」

『大丈夫、元はご飯』

零「そうだ。レタスも巻いて食べてみろ。」

零が晴の口の中に入れる

晴「んぐっﾓｸﾞﾓｸﾞ美味い…結構いける」

亜樹「え、マジで？？」

『はい、亜樹、あーん』

亜樹「…あー、ﾓｸﾞﾓｸﾞうん、結構いける…」

蒔麻「じゃあ俺も食べよっと…零、A、その差し出してるのは？」

『どっち食べる？？』

蒔麻「どっちとは……？因みに聞くけど2つとも何が入ってるの？」

『大トロとローストビーフとレタスと生姜とキムチ』

零「ローストビーフ、サーモン、レタス、ワサビだ」

蒔麻「どっちも組み合わせて大丈夫じゃないよね？？特にAの、それ俺食べるの？」

亜樹「ほら、妹と弟が差し出してるんだしｗ」

蒔麻「亜樹、自分が食べないでいいからって…」

『亜樹の分も作ってあるよ？はい、
サーモン、ローストビーフ、レタスにとろけるチーズ』

亜樹「おー、(-｡-;」
チーズいつの間に出したんだよ……

意を決して双子が食べた瞬間

「「ﾁｰﾝ( º﹃º )」」

晴【助かった…】