海棠家の双子の妹は…2 (ページ3)

今日:19 hit、昨日:5 hit、合計:66,226 hit

3 ページ3

ガラガラ

「はい、席着いて〜！今日はテストだからね〜」

「「はーい」」

「あ、海棠さんはテスト別の場所でするからね？」

『何で？』

「テキストが違うから。理数、英語は免除されてるでしょう？だから大学問題と国社を出すの…」

『大学…別にテキスト違う位ならここで受けても大丈夫。』

「そう？ならここでやるでいいわね？」

『はい。』

莉珠「え、分かるの？」

『多分平気…昨日亜樹の教科書見たから。』

莉珠「それで？」

『出る問題による…』

「はい、私語禁止！」

『シゴ？』

「えっと…私用って分かる？」

『自分の用事？』

「まあ大まかに言えばそうね？

それを言葉でプライベートとか話す事をダメって言うのが私語禁止って言葉になるんだけと…説明難しいよね。ごめんなさいね？」

『いや、分かったので大丈夫……です。』
敬語忘れてた…

「あ。それなら良かったわ…じゃあテスト始めるから」

『はい』

帰り

結構難しかった…あれは私の得意な問題じゃないなぁ…

莉珠「Aまた明日〜」

『うん、また明日。』
やっぱり国語をしっかりするべきかな…？

「あら？A？？」

『幹子…こんにちは』

幹子「テストどうだった？特別問題だったでしょう？」

『うん、高１の問題は難なく解けそうなものばかりだった…ただ大学の問題が私と相性が悪い…私は研究系の方が好き』

幹子「そりゃあの春子に教えて貰っていたんだもの…国語は？」

『全く分かんない。聞くことも読む事も出来る…けど書かれ方によって分からない。シゴキンシという言葉もしっかりとは意味が分からない。何か方法ある？』

幹子「あいうえおからやってみたら？」

『…そこまで下に下がるの？』

幹子「それなら辞書で調べたら？スマホ持ってるでしょう？」

『うん、幹子の連絡先も入ってる』

幹子「それ、調べれるのよ？分からない言葉とか」

『…そうなの？』

幹子「えぇ…こういう所で調べられるしアプリ取るのもいいわよ？」

『…アプリ？それはいい…別に辞書があれば調べれるし』

幹子「そうよね〜？他には？困った事ないの？」

『…困った事…次のテストは責めて高３辺りの問題がいい。流石に大学のやつは専門以外難しい』

幹子「それもそうね。今度からそうするように言っておくわ。じゃあね？」

『送ってくれてありがとう。』