海棠家の双子の妹は…2 (ページ20)

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『亜樹、お風呂上がったよ？』

亜樹「お〜よし、しっかり髪も乾かしてんな！

あ、A、部屋から出るならコンタクトしてスマホだけは持ってっとけよ？？」

『はーい』
確かにロビーの所とか可愛かったし写真撮りたいから行こうかな…

『可愛い…ｶｼｬｼｬｼｬ』
これ後で修正してから零に送ろっと。

『…イルミネーション…？かな…

綺麗…こういうのって普段見ないから好きかも…』

ｽﾞｼｯ

「何見てんの？」

『亜樹、重い…』
上がるの早いと思ったら私30分じっくり見てる…

亜樹「イルミネーション？」
Aが好きそうだな〜笑

『うん。これ写真撮って零に送るの！』

亜樹「そうか…」

『…亜樹、一緒にここで撮っていい？』

亜樹「いいぞ？」

パシャﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

亜樹「撮りすぎ」

『あ、これ亜樹目瞑ってる…笑』

亜樹「それ消せよ？」

『えーやだ…なんで…』

亜樹「普通に恥ずかしいっつの笑」

『ならこれは送らないでおこうかな』

亜樹「当たり前だろ。ほら湯冷めするから部屋戻るぞ？」

『うん！あ、亜樹…こんなにいいホテルわざわざ取ってくれてありがとう…多分取るの大変だったよね？』

亜樹「喜んでんなら良かったわ。ほら部屋戻んぞ〜」

『はーい。』