海棠家の双子の妹は…2 (ページ17)

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『…亜樹？』

亜樹「あ、起きたか？もうすぐ着くぞ？」

『うん？』

亜樹「着いた。」

『…ホテル？可愛い…』

亜樹「だろ？大学の子に蒔麻と一緒に聞いたんだぜ？」

『なんて？』

亜樹「彼女と某夢の国行くんだけど泊まるなら何処がいいと思うってな」

『へぇ…そうなんだ？』

「いらっしゃいませ。」

亜樹「海棠で予約してるんですが」

『…予約…？亜樹、いつの間に…』

「海棠様…はい、お待ちしておりました。」
イケメン来たと思ったのに彼女持ちか〜

彼女も可愛いし勝ち目なしか…

『亜樹、行こ？』

亜樹「だな？A荷物貸せ」

『これくらい持てるから大丈夫。』

亜樹「いいから。Aは手だけ握ってたらいいんだよ。」

『…うん。』

「こちらの部屋になります。何かございましたらフロントにお申し付け下さい」

亜樹「分かりました。」

ｶﾞﾁｬ
『…可愛い…』

亜樹「良かったな？」

『…写真…撮っていい？』

亜樹「いいんじゃね？」

『…亜樹も写って？』

亜樹「ん？いーけど…」

『ふふっ…ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

(*´ω｀*)…思い出…出来た。』

亜樹「ふはっ笑1番は明日だろ？」

『そうだね？』

亜樹「そういやコンタクト無しでこの中歩けんの？」

『…分かんない…お風呂まである…凄い…』

亜樹「そうだな〜まずなんか食いに行くか？じゃねーとコンタクト外せねーぞ？」

『お腹すいてないよ…？』

亜樹「まぁそうだな〜
ん？なにこれ…兄貴から？」

『作ったからこれ食えだって？』

亜樹「用意周到というか…」

『でもこれあるなら今お風呂に入っても全然平気だね？』

亜樹「まーな、でも時間はえーしなんかゲームするか？」

『亜樹、これやろ？？』

亜樹「うげっ…なにこれ数学？」

『理科だけど…』

亜樹「数字しか並んでねー気するんだけど…」

『解いてみよう？』

亜樹「いーけど…俺こういうの苦手なんだよな〜」

『晴も亜樹も蒔麻も理系でしょ？』

亜樹「Aと零は理系でも特殊な方だけどな？」

『大丈夫、解けるよ…多分。
これ大学の問題らしいんだけど…』

亜樹「まじか…えー紙とペンある？」

『待って……あ、メモ帳とペンあった。』