海棠家の双子の妹は…2 (ページ14)

今日:6 hit、昨日:21 hit、合計:66,234 hit

13 ページ14

『蒔麻、家に居る時は眼鏡付けたらいいの？』

蒔麻「そうだね。学校でも体育の日はコンタクトで行ったら？運動中に眼鏡割ることあるし」

『経験から？』

蒔麻「うん、壊れたら大変だよ。何個眼鏡あっても足りないから」

『…うん、なんか苦労してたのが分かった。』

蒔麻「どのフレームにする？」

『…付けやすかったらなんでも…』

蒔麻「じゃあこれは？」

『うん。じゃあそれにする。』

Aと零って意見ないのかな？

蒔麻「A、こだわりとかは…？」

『特に…付けれればそれでいい。』

蒔麻「すいません、これとこれをこの度数に合わせてお願いします」

「かしこまりました。こちらにどうぞ」

「では2週間後のこの日に」

『分かりました。』

蒔麻「ほら行くよ。亜樹から連絡来た今近くに来たって」

『ホント！？あ、私の方にも来てる。』

『亜樹、』

亜樹「ちゃんと買えたか？」

蒔麻「しっかり俺が選んだよ。Aが付けれればなんでもいいとか言うから大変だった」

亜樹「いつもの事じゃねーか…ほら帰んぞ〜」

『亜樹の顔はっきり見える』

亜樹「んなに悪かったのかよ…」

蒔麻「俺と同じくらいだったよ。」

亜樹「めっちゃ悪いじゃねーか！」

『今まで特に困らなかったから』

蒔麻「さっき人がうじゃうじゃ見えるって言ってたよ」

亜樹「最高の褒め言葉だなそれ」

『それ蒔麻にも言われた。』

亜樹「やっぱりか…まあそうだわな〜」