☆されたり☆したり

48　世良里津花　後悔 ページ48

※Aさんは年上です！

『お願い、私まだヘリ乗りたいの！今が1番やり甲斐感じてるの…』


里津花「それでも、乗らないで…もしAに何かあったら…」
Aが仕事に誇りを持ってるのは分かってる…でもやっぱり…


『そんなの分かってる…もしかしたら何かある可能性がある事はでもやっと1人でも出来る様になって来たの！』


里津花「今、話してもらちあかないから夜にもう1回話そう。」


『…そうだね。行ってきます。』


芽久里「どうしたの？」


『喧嘩した…夫と…』


芽久里「え？！なんで！」


『ヘリに乗らないで欲しいって。最近ヘリの事故多いから』


芽久里「うーんまあ気持ちは分からなくはないね…でもAがどうしたいか決めないと」


Prrrrrprrrrr
『はい、東城救命センターです！』


「○○消防です。桜ヶ丘大学の屋上から転落、30代男性、出動出来ますか？」


『出きます！』


ドクターヘリエンジンスタート×2


『転落か…出血が多そうだね』


芽久里「うん。ガーゼあるだけ入れといて」


「はい」



「患者は藤堂公彦さん、大学の教授です！」


『藤堂さん分かりますか〜？分かったら手握ってもらえますかー？』


芽久里「反応あるね」


『骨盤やってるね。瞳孔は平気』


芽久里「すぐ運ぼう」


ゴホッ
『誤飲しちゃまずい、挿管するよ』


芽久里「カフ持って」

あれ…なにこれ
『芽久里…ハァハァ』


バタン


「Aさん！？あれ、…ハァハァさき、ぬまさん、」


芽久里「え、なにこれ…こちら咲沼、患者が嘔吐した後Aが倒れた…咲沼、神咲共に目眩、吐き気の症状あり…患者が何か服用してた模様…」


愛野「こっちは除染の準備しとく」


芽久里「了解」


里津花side
Prrrrrprrrrr
あれ、Aの職場？

「はい、え？すぐ行きます！！灰月さん、すぐに東城病院に行ってください！Aが意識不明って！！」

なんで…


灰月「え？！わ、分かりました！」


やっぱり今日朝にしっかり話しとくべきだった…


お願い…無事で居て…

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