お嬢様の許嫁は… (ページ43)

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『母様はここで観ていてください。椿さん宜しくお願いします』

椿「はい。」

『ではビジネスと行きましょうか？』

鏡夜「それは願ったり叶ったりです。」

『須王さん、鳳さん、こちらを…。』

鏡夜「これは…」

『今私が任されている仕事です。』

環「凄いですね。」

鏡夜「……」

『鳳さんの御病院で進められているプロジェクト…これを片桐総合病院も一緒に協力致しましょう。こちらとしても一緒に開発が出来るのは喜ばしいことですので。いかがでしょう？』

鏡夜「これは…持ち帰って協議してもよろしいでしょうか？」

『えぇ。』

鏡夜「ありがとうございます…後日お電話致します」

『須王さんの所にはこちらを。』

環「…この土地…お祖母様が仰ってた…」

『私の土地です。今回ここに新しくホテルを建てようかと。須王さんのホテル…何度も利用させて頂いています。これはお力になれたらと…』

環「でも、それは父に言って貰った方が…」

『…今聞いていらっしゃいますよね。須王理事長』

須王「はは！まさかバレているとはね笑」

『初めまして、極楽院Aと申します。』

須王「初めまして須王譲です。」

『こちらもご検討して頂ければ。』

須王「そうですね。ですが何故？極楽院家だけでもホテルは簡単に建てれますよね？」

『極楽院と須王さんが提携すれば話題にもなりますしサービスをもっと充実出来るかと思いまして。』

須王「そうですか。では持ち帰って検討します」

『ご返事お待ちしております』