長月夜の妹は

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『でもなんで会議？普通に発表しても良くない？』


夜「そう思うんだけど…ファンの反応がね……」


『えーと…Aって奴調子乗ってるｗに葵くんとAってショック…Aの口から直接聞きたい、お似合いだけど政府の相手じゃないなら納得出来ない…、A説明求む！…ん〜めんど♡』


陽「そこハート付けるとこじゃねーし！
ってことでどうにか収束させなきゃいけねーんだよ。」


『……どーしろと？…説明するにしてもねぇ…』
葵くんのファンに理解して貰う事なんて難しいでしょ…

仮に私の発言で葵くんのイメージも傷付ける可能性だってあるのに。


夜「取り敢えず会議室は取って貰ってるから早く行こう！」


『だね。』


カシャカシャ
陽「裏に張り込んでたか…」


『関係ないでしょ。会議室の場所どこ？』


夜「6階の会議室B-1」


『了解。』


コンコン
『失礼します。長月Aです。』
夜「同じく長月夜です。」
陽「葉月陽です。」


「入りたまえ。」


グラビ、プロセラの皆と重役とマネージャーか…


葵「Aちゃん、夜達も」


「どういう件かは分かっているかね？」


『はい。今回は多大な御迷惑をお掛けして大変申し訳ありません。』


葵「申し訳ありません。」


『ですがこの事は全部事実です。


私の政府から紹介された相手は皐月葵さんで先日告白もして頂きました。もしご不安な点が御座いましたらお答えします。』


「本当に真剣かね？」


葵「真剣です。」


『私も至って真剣です。』


至ってってなに！？これからハチャメチャな事でも起こすの？！

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