長月夜の妹は

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『さて帰ったらあの人達来るし先に髪切りに行って帰って…マ○ク行って食べてから帰ろ』



「すいません…もう閉店…」


『すいませんちょっと急ぎで…ミディアムまでカットお願いします。色は毛先に赤にお願い出来ませんか？』
いや、急ぎって言う程急ぎでは無いけど早い内にしてた方が楽←


「俺で良ければします。」


『ありがとうございます。』


店長が…？
うそ…
あの子そんなに凄いの？


「カット20cm位切りますけど…」


『大丈夫です。』


「こんな感じでどうですか？」


『いい感じです♪
ありがとうございます！』


「いえいえ、代金は4000円です」


『あれもう少し高いかと思っちゃった。
よん…せん円ちょうどで』


「これからもここに切りに来て下さい。
髪質が綺麗なのでカットのしがいもあるというか……あすいません！髪の事になると変人ってよく言われるんですけど…つい癖で……」


『いえいえ。また切りに来ますね？では。』


「ありがとうございました。」




『…もうそろそろかな。』
お風呂も入ったしメイクはしてるけど


ピーンポーン
『どうぞ？』


夜「お邪魔します…」


『ペットボトルのお茶しか無いから。』


陽「引っ越して来たばっかか？何もねぇー」


『まあね。
3日くらい前に玄関に洗剤セットあったでしょ？あれ私だから。』


夜「うそっ！？」


『この度後続寮に引っ越して来た長月Aです。どうぞ宜しく。』


陽「マジか…」


『マジよ。

座って。


さて、何が聞きたいの？？』


郁「じゃあ俺からなんでそんなに反抗的なの？反抗期にしてもちょっと酷い気がするかも…」


『さぁ？理由は夜と陽は分かってるんじゃない？』


涙「髪朝と全然違うね？」


『…ああ来週に衣装合わせがあるもの。
今日は打ち合わせしたあとすぐに美容院行ってカットしてもらったの。』


夜「これからはここに住むの？高校変わってこっちに来る？？」


　

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