月野尊の娘は芸能界嫌いで… (ページ26)

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『落ち着ける訳ないじゃん！あの時…あの時私に彼処で降りる様に言ったの斎藤さんだもん！今付けられてるから…此処で降りて一人で逃げろって言ったの斎藤さんだもん！』

斎藤「そんな事言ってない！小さかったから忘れてるだけだろ！それにお前は記憶喪失だったはず！」

『だからだよ…記憶が止まってるから！覚えてるの！！ねぇなんで？結婚して夕実ちゃんのお腹にも赤ちゃん居たのに！なんで！！ｳｩｯ
これからAの従姉妹が出来るよって…
龍ちゃんも夕実ちゃんも嬉しそうにっ…話してｳｩｯ』

斎藤「ああ！うぜーな！なんだよ龍ちゃん龍ちゃん！うるせーんだよ！なんでか？決まってんだろ俺の初恋の相手奪って結婚して子供まで！！俺が夕実と結婚するはずだったんだよ！」

『…ﾊﾊｯ！狂ってる…夕実ちゃんは、アンタにストーカーされてた！手紙も電話も！

龍ちゃんはずっと夕実ちゃん守ってた！
二人は元々許嫁だったのに…！

じゃあなに…龍ちゃんはアンタの妄想のせいで死んじゃったの？最低！！最低だよ！』

凛「A、もうやめな…危ないよ…そんな奴と話す必要ないよ」

『…最低、アンタのせいで龍ちゃんと夕実ちゃんは…』

斎藤「そんなに龍ちゃんがいいならアイツの所に送ってやるよ！」

『ｯ!』
流石、犯罪者でもSPなだけあるね。

柳沢「やめろ！」

でもそれだけじゃ
『私は負けないしアンタより強いよ。』

バンッ！

凛「流石…」

柳沢「斎藤、逮捕する。」

『ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｹﾎｯ
斎藤、アンタは終わり。
人を殺した罪…ちゃんと償って…』

凛「A、大丈夫？？」

『平気…』

「大丈夫ですか？これを…」

『ありがとうございます。』

柳沢「はぁ( ´Д｀)=3Aお前もう少し考えろ！」

『柳沢さん、ごめんなさい。』

柳沢「いや、無事でよかった。お母さん達もうすぐ来るからな。」

『そっか…』

バタン

凛「A！A…！」

解決したよ…龍ちゃん…

龍翔「A、ごめんな一人で背負わせて。ありがとう、夕実を頼むな。」

『龍ちゃん…うん、夕実ちゃんは任せて!
そっちで夕実ちゃんの事待っててあげてね。』

龍翔「いや、A…夕実にいい相手を見つけろって幸せになれって言っといてくれるか？」

『それなら龍ちゃんは…？』

龍翔「次結婚出来たらもっと幸せになろうって夕実に言ってくれ笑__と見てるからなじゃあな」

『ま、待って…！龍翔さん！』