月野尊の娘は芸能界嫌いで… (ページ23)

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『ﾌｰﾌｰ
おいし…(*´∀｀*)』

夕実「それで？兄さんが何かしたの？」
Aがここに来るって事は相当な事のはず…

『よく分かるね？今日パパからツキプロに来る様に言われてるの。』

夕実「それでそんな格好？
葬式にでも行くのかと思ったわ」

『いやいや、私が葬式行くってなったら自然に夕実ちゃんにも報告入るでしょ。』

夕実「まぁそうだけどね？龍翔の葬式に似た服着てたなーって思って」

『龍翔さんの時はもっと大人しめだったじゃんてか夕実ちゃん旦那さんの事忘れてたんじゃ…？』

夕実「この前押し入れ開けたらアルバムが入ってて思い出したの。」

『そっか…龍翔さんが最後に言ってた言葉も…？』

夕実「思い出したよ。龍翔がAに言ってた言葉も。…あれ？Aも記憶なかったんじゃ…？」

『そっか…
んーまぁそうなんだけど夢に出て来たから。』

夕実「それで…。で？龍翔の事思い出したって事はあの事件も…？」

『バッチリ、思い出したよ…龍翔さんに謝らないとね。』
龍翔さんのお母さん達にも…

夕実「龍翔は望んでないと思うよ？お義母さんだってAが謝る事は望んでないって知ってるでしょ？」

『知ってる、でも私を助けなかったら龍翔さんは亡くならずに済んだでしょ。』

夕実「それを龍翔が望むと思う？
龍翔は仕事で亡くなった。Aを守るっていうSPの仕事で。」

『ｯ!いわ、ないで…よ！ッ分かってるから！
ごめんなさい…ごめんなさい!私があのとき…！』

夕実「A！
責めないで…大事な姪を守ってくれたんだから。」

『ｳｩｯうぅーごめんなさい…ごめんなさい…』

夕実「A…ほら大丈夫だから。ちょっと寝な。メイクで隠してるけど隈もあるし落ち着きな…」
結果的に責める事になっちゃった…前兄さんから聞いたけど睡眠薬飲んでるみたいだし…
服用し過ぎないように注意しとかないと…

『ｳｩ…ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…( ˘ω˘)ｽﾔｧ』

寝た…結構追い詰められてるし兄さんの所に行かせるのはなー。

ガラガラ

凛「失礼しまーす。夕実ちゃん先生Aのちょうs((駄目そうだね…」

夕実「深月さん…Aさっき寝たの。」

凛「見たら分かりますよ。
夕実ちゃん先生、Aどうですか？」