水泳部のマネージャーは…

5話 ページ6

凛「お前何であんな所居たんだよ。お前暗い所無理だろ。」
まぁそうしたのは俺だけどな。



『暗い所を無理にしたのは凛だけどね…。凛が持ってたトロフィーを取りに来たの。それに行ったら凛に会えるかもって思って…。』


凛「はぁ。家まで送っててやる。手かせ。」

『…うん。ありがとう凛！で？何で会ったら話してくれるのにLINEの返信してこなかったの？』


凛「お前怒ってるのか？悪かったって。」

『う〜。今回だけね!?許すの。』

凛「おぉ。許してくれるのは有り難いなー。」

『全くそんな事思って無いね…。まあいいや。会えたし。』
でもやっぱり凛の表情暗いなぁ。どうしたらあの頃の笑顔が戻って来るの？


凛「っ！っ！A！どうかしたのか？」

『ううん。何もない。ねぇ凛は水泳部入ってないんだよね？これから入るの？』

凛「さあな。それよりお前何で眼鏡かけてないんだよ。」

『言わないといけない？言っても笑わない？』

凛「どうだろうな。場合によっちゃ笑うかもな。」


『絶対笑わないでよ？今日の朝電柱に当たって眼鏡壊れた。』


凛「は？ま、マジかよw」

『笑わないでって言ったじゃん！』

凛「いや。無理だろw電柱って…でも早く眼鏡作れよ？お前眼鏡外すと綺麗なんだぞ？」

俺だって嫉妬するしな。江からよく告白されてるの聞いてたしな。


『ふふ。お世辞どうもって言いたいけど知ってる。まあ家用の眼鏡を明日からかけていくけどそれまでがね…。』

良かった。凛笑ってくれた…。やっぱり笑顔綺麗だなぁ。凛の学校男子校だからいいけど共学だったら絶対女子から告白されてただろうなぁ。




結局二人共同じ様な事考えてる。

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