水泳部のマネージャーは…

11話 ページ12

『それで？江はどう思った？あれは凛の昔のフォームだけど今はあれより進化してるって考えていいと思うの。
私的には体の作りを本格的にしないとあれは肩とか壊すんじゃ無いかなって思ったんだけど…』

江「やっぱりAもそう思った？私も同じ事考えてたんだ。やっぱり体力つける所からかな？
」

『そうだね…。特に渚は体力必要かなって思ってるんだけど、まこは運動してたら勝手に筋肉付くし、はるはあれでも筋肉凄いからね…』

江「そうなるよね…。でも部員4人は最低でも必要じゃない？」

『確かに…。誰か居るっけ？まだ部活入ってない子。』

江「いや…確か居なかったと思うけど。」

『あぁ〜！もしかして計画打おれ？』
それはそれできついなぁ〜！

江「いや、大丈夫じゃないかな！」

『江…その自信は何処から出て来るのか教えて？』

江「だって皆水泳部作るでしょ？」

確証は無いけどそうであってほしい！

『まぁそうかもしれないけど…ってあれ？』

江「どうかしたの？」

凛今日、真琴達来たぞ。はると勝負した。

『うそ、』

Aそうなんだ。どっちが勝ったの?

『いや、何かまこ達が鮫柄に行ったみたいではるが凛と勝負したって…』

江「えっ!?それで？どっちが勝ったの？」

『さぁ？多分凛だと思うけど凛は納得してないんだろうね。』

江「え？なんでよ。」

『考えてみてよ。はるは3年間くらい競泳もしてなかったんだよ？そんな人に勝って凛喜ぶ？』

江「確かにそうだけど…。でも勝ちは勝ちでしょ？」

『どうだろうね。凛は負けたって思ってるんじゃない？』

江「じゃあ負けたのかな？」

『そうじゃないかな。取り敢えず今日はもう寝よ。』

江「そうだね。おやすみ!」
どうしたらお兄ちゃんの昔の笑顔が見れるんだろ。


『おやすみ〜！』

結局どうなんだろ、凛なら進化してると思う。けど今の凛ははるに勝ったらいいと思ってるかもしれないけどそれは違うしね。凛は皆でもう一回泳ぎたいんだと思うな…。

12話→←10話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す