氷姫と一匹狼 ページ12
テヨンside
「男子にも女子にもビジュアルはいいのに、ダンスは全くダメな奴がいるんだな。」
ダンスの先生は僕の方を見て大きく息を吐きながら、小馬鹿にしたように口角を上げた。
夜中こそっと1人で自主練をする日々。まだ実にならないダンスのアビリティに苦戦する。楽しいのに上手くいかなくて、もどかしい。
いつも使う練習室の隣。
毎日女の子が1人で練習している。どんな子かは知らないけれど、僕より熱心だなと思う。
隣の練習室に明かりが付いてたら僕も頑張ろうって感化されていた。
「おい、イテヨン。氷姫の噂知ってる？」
「コオリ、、ヒメ？ですか？」
「そう。お前と同い年の超絶美少女。」
「へぇ、知らないです。その氷姫がどうしたんですか？」
「クール気取って喋りかけても愛想悪いクセにダンスめちゃくちゃ下手らしいよ。ヒップホップって初心者でも上手くでききるのに、いつまで経っても下手らしい。あっ、誰かさんと一緒じゃん。」
明らかに僕を見下した発言に腹が立つ。
何回か横で練習したことある年上のそいつ。同じクラスで僕がよく先生に指導されているのを毎度横で笑っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 558人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パンダ(プロフ) - さかさん» さか様、貴重なご意見を有難うございます。調べた時、いくつかのサイトに載っていた為そうだと思っていたのですが、リアルは違うのですね…_φ(･_･ １つ人生において正しい知識が増えてとても嬉しいです。教えてくださり感謝しております。 (2020年12月3日 4時) (
レス) id: 46bfefa1cd (このIDを非表示/違反報告)
さか - 我が家では小さな小皿にクッキーなどの軽い洋菓子とすり潰さず食感が残るように大きく切った果物を煮詰めて作ったジャムを乗せて紅茶と一緒に頂くことがあります。 (2020年12月1日 22時) (レス) id: 5140f050ee (このIDを非表示/違反報告)
さか - 初めまして。素敵なお話をいつも拝見しております。私は父がロシア人で二年単位でロシアと日本を行き来している者です。ロシアでは紅茶にジャムを入れる人はあまり見ません。父が言うには紅茶は体を温めるために飲むから冷たいものは入れないらしいです。 (2020年12月1日 22時) (レス) id: 5140f050ee (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 初めて読ませていただきました！リズちゃんの透明感や儚さのあるビジュアルが伝わってきました。またバレエをやっていた過去があることならではの悩みなども描かれていて本当に面白く、夢中で読んでしまいました！これからも更新楽しみにしていますね。 (2020年9月6日 18時) (レス) id: 7b2c6bb9cf (このIDを非表示/違反報告)
izu^^(プロフ) - 更新ありがとうございます。楽しく拝見しています！これからどうなるのだろうとうきうきわくわくです！続きを楽しみにしています。 (2020年9月5日 9時) (レス) id: 6a22bceaf6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パンダ | 作成日時：2020年8月28日 22時
