にとり「第４話だよ！」 ページ7
貴方Side
俺と早苗は朝ご飯を作った。
早苗「諏訪子様〜。朝ご飯が出来ましたよ〜。」
諏訪子「遅いよもぅ〜。」
貴「はい、諏訪子様どうぞ。」
諏訪子「ありがとうA。...A⁉」
面白い。
って言うか気付かなかったのか！
神奈子「おっ、Aもう言ったのか。」
諏訪子「え！神奈子は知ってたの！あーうー、私だけ仲間外れじゃん！」
早苗「と、取り敢えず朝ご飯を食べましょう。」
俺達は朝ご飯を食べ始めた。
諏訪子様は、暫くグチグチ言っていたが食べているうちに機嫌が良くなった。
食べ終わった。
諏訪子「A−！」
ｷﾞｭｯ
貴「うわぁ！！」
諏訪子様に抱き付かれた。
そういえば、小さい頃からよく『A−！』って言って抱き付いて来たな。
暑かったけれど、懐かしい思い出だな。
早苗「諏訪子様！ずるいです！私も！」
ｷﾞｭｯ
貴「早苗まで！」
早苗にまで抱き付かれた。
朝も抱き付いて来たのに。
それに、早苗、力が強い。
助け船を求めて神奈子様に目をやると、
悲しそうな顔をして部屋を出たのは、気のせいだよな…。
神奈子side
悲しい。胸が苦しい。
諏訪子と早苗がAに抱き付いているところを直視出来ない。
直視したら、涙が出てしまう。
私はその場を離れた。
私は多分…いや、Aが好きだ。
聞いた事が無い。
神が人間に、自分の神社の神主に恋をするなんて。
この思いはしまわなければ。
その方がAにとっても良い。
ただ、誰もいないここで言わせてくれ。
神奈子「A、好きだ。」
諏訪子side
早苗、力強すぎ。
あまりの強さに押し出されちゃった。
久し振りにAをもふろうと思ったのに。
あれ、神奈子？
何してんだろ。
耳をすまして、
神奈子「A、好きだ。」
ふーん、やっぱりね。
ご飯の時もAの顔を見ていたり、
Aが笑うと、赤面になったり、分かりやすいからね。
真面目な神奈子の事だから、
神が人間に恋してどーのこーのとか思ってるでしょ。
一回その人を好きになると、忘れられないからね。
からかいがいがありそっ♪←
文「あやや！第５話です！スクープになりますよ！」→←神奈子「第３話だ。」
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作者名：リンゴっ子 x他1人 | 作成日時：2017年3月18日 9時
