プロローグ ページ1
ごめんなさい _____
ごめんなさい _________
なんて、
何度も後悔した
何度も謝った
何度も自分が嫌になった
あの頃の風景も、匂いも、何もかも鮮明に憶えている
____
ある日、
茂みに隠れる少女を夢で見た
見覚えのある風景に息を呑む
伝えなくちゃ ____
夢とは分かりつつも、そうせずには居られなかった
だけど、
一向に前に進まない
むしろ遠ざかっている様にも感じる
待って ______
黒板を引っ掻く様な耳障りな音が木霊する
それと同時に、黒い靄が私を覆っていく
待って ______
まだ ________
手を伸ばしながらしきりにそう叫ぶ
だけど、
思いとは裏腹に黒い靄に視界を奪われ、
私の意識はそこでぷつりと途絶えてしまった.
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麗紅花(プロフ) - こういうの良いですね。夢主はか弱くて、ユキナリっぽい性格と態度で良かったなと思いました。続き頑張ってください!!!!応援しています。 (2020年10月23日 2時) (レス) id: b338802f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くり庵 | 作成日時:2018年3月29日 22時