ともとパパ

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side:赤 「」赤 『』緑







「とも〜、朝やで〜」






昨日の夜はあのまま何を話す訳でもなく寝てしまったとも






心配やけど仕事もあるしいつも通り起こす






「とも？保育園遅れてまうで〜」






モゾモゾ動いてるから起きてはいるはず






「はい、おはよう！」






ちょっと強引やけど布団を剥がしてリビングに向かわせる






相変わらず静かやな〜






「朝ご飯食べとってな」






ともが箸を握ったのを確認して俺は残ってる自分の準備に取り掛かる











5分後…






「よし、ほんならパパもご飯食べよっかな〜」






支度を済ませてリビングに戻って俺も朝ご飯を食べようとした時気づいた






「あれ、とも食べてへんやん」






何故かひと口も朝飯に手をつけていないとも






『ｸﾞｽﾞッ…』






「え？ちょ、どうしたんよ〜」






急に泣き出したから俺も焦る






やっぱ体調悪かったんかな〜と思いともに近づくと






『…いかない、泣』






「ん？もう1回教えてくれへん？」






『いかない泣、ﾝﾝ、ほいくえんいかない…』






熱がある訳やないし急にどうしたんやろう






「どうして行きたくなくなっちゃった？」






『…んっく、、』






ダメや…、泣いてるだけでこれ以上は言ってくれない気がするから一旦休憩






「わかったわかった、今日はおやすみな？」






保育園に休みの連絡を入れるついでに照史先生に変わったことがなかったか聞いてみたけど先生もわからんみたいや…






とりあえずご飯は終わりにしてソファーでうずくまってる智洋さんと向き合う






「とも？パパとお話しようや」






『…いや』






「パパ怒らへんからさ〜、ともが思ってること教えて欲しいな」






ﾑｸｯ






お、顔上げた






「ん、ありがとう。ともは今日何で保育園嫌だったん？」






なるべく優しく問いかける






するとやっと口を開いた






『…あのね、』






続く…

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