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ページ47

濱田side




ほんまに5分で戻ってきた小瀧は辛そうな顔1つせず授業に戻った





そっからも友達と喋ったり笑ったり、少し静かな気はするが普通に過ごしとった。





ほんまに一瞬だけやったんかな?





そんなこんなで気づいたらお昼の時間





濱「小瀧ー!…あれ、おらへんな?」





友達「小瀧どこいったん?」






濱「いや、なんも聞いてない。ちょ、探してくるから先食べとって」









もう嫌な予感しかせぇへん







教室を飛び出して真っ先にトイレに向かう





濱「小瀧おるー?」





入口から叫んだ俺の声は壁に反射して返ってくるだけ。






保健室に行って聞いてみてもおらへん。






人がおらへんところ行ってるんやろうなぁ





人がおらへんところ…





ちょうど廊下の窓から屋上が見えた





ダッシュで屋上まで駆け上がる






やっぱり





ベンチで頭を抱えるように座ってる長身は紛れもなく望





濱「望ー、なしたん?」





うわ、顔色ひど





俺の声に反応してこっちを向いた顔は人の顔とは思えへんくらい真っ白





濱「ちょ、気分悪いんとちゃう?大丈夫なん?」





小「おん…ちょっと…昼ごはん食べてんの見たら気持ち悪くなってもうて…」





濱「ほら、朝の治ってへんねやろ?」






そう聞くとバツが悪そうに頷く





濱「今は?立てるか?」





そう言って近寄った途端、望の背中が波打った






突然過ぎてなにも間に合わへんくて床にそのまま戻してしまった。







濱「あー、ごめんな、なんか持ってくるべきやったな…ここあとで綺麗にしてもらうから大丈夫やで?」







しんどいのか自分でびっくりしてもうてるのか、涙をボロボロこぼす






濱「落ち着いた?よしよし、大丈夫やからもう泣きやんでや?」





小「ごめんっ…なんかっ…なんでかわからへん…はまちゃ…っ…しんどい…」





濱「せやな、もう今日は4時間目まで頑張ったからやめとこうな?保健室行こか、背中乗り?」







ヘナヘナと背中に体重を預ける望は思ったより熱い






熱も出てもうてるんやろうなぁ






保健室に行ってあったことを話すと望は病院行きやと。俺は授業が終わったら望の部屋に行くことにした

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重岡雄登 - 44ページサイド違うと思います (2019年6月1日 22時) (レス) id: 43fb4a44ef (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - ももかさん» ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです^^また機会がありましたら宜しくお願いします(_ _) (2018年9月4日 23時) (レス) id: ce2d75472e (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - すーさん» コメントありがとうございます。リクエスト嬉しいのですが、ただいま一時停止中です;;また再開しましたらその時にもう一度コメント頂きたいです!よろしくお願いします(_ _) (2018年9月4日 23時) (レス) id: ce2d75472e (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - リクエストに答えていただきありがとうございます。自分が想像していたよりも何倍も面白い話になっていました。これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2018年9月2日 8時) (レス) id: 33eb4160a1 (このIDを非表示/違反報告)
すー - リクエスト失礼します!!重岡君が元々心臓の病気を持ってる設定で、その発作が学校で出てしまい、ほかのメンバーで対処するお話をお願いします!!いつも読ませてもらってます!更新頑張ってください!! (2018年9月2日 2時) (レス) id: 5833ae3a0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りゅう | 作成日時:2018年8月9日 0時

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